西澤保彦さんはどうでしょう。
複製症候群、七回死んだ男、タック&タカチシリーズなどお勧めです。
設定はSFちっくなところがあるものが多いですが論理展開は筋が通っており、
ミステリとしても純粋に楽しめます。
最後まで犯人探しを!というのなら東野圭吾さんの
私が彼を殺した、どちらかが彼女を殺したはどうでしょう。
「最後まで」読者に犯人を推理させます。
しかも、文庫本、ノベルスによって犯人が違います。
ただ、読んだ後のカタルシスはあまり感じないかもしれません。
(図書館で借りて読むことをお勧めします)
「推理小説」ではないし、メジャーでもあるのですが
福井晴敏さんの「亡国のイージス」は面白かったです。
誰が味方で何が本当なのか、序盤はハラハラしながら読みました。