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寄付金の確定申告について教えてください。
私は月々口座引き落としによって、年間総額18000円の寄付をしています。今頃になると、確定申告にお使いくださいと、寄付証明がその団体から送られてきます。
収入は給与のみで、確定申告を今までやったことがありません。また、他には寄付もしていません。大きな寄付ではないので、大した還付がなければ、手間を考えると、申告しないほうがいいのかと考えています。

寄付金などは、どの程度の額になったら申告したほうがよいのでしょうか。教えてください。

  • 質問者:ごんぎつね
  • 質問日時:2010-02-08 15:44:10
  • 0

まず、確定申告書の書式を国税庁からダウンロードしてください。
様式は
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/02.htm
にあります。
一箇所からしか給与を受取っていないようですので、
申告書A【平成21年分以降用】でよいと思います。
(カラー印刷すれば、そのまま申告用に使えます。)

確定申告に関する手引きの目次は
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/index.htm
にありますのでそちらを用いて手順を説明します。

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/index.htmからpdfファイル形式のものもダウンロードできるようになっているので、ダウンロードして印刷し手元においておくと便利だと思います。)


確定申告書の、
(ア)の欄に会社から受取っている給与の金額を記入してください。
次に、
(1)の欄に給与所得の額を記入してください。

給与所得の計算の仕方は、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/03/order2/3-2_01.htm
をご覧下さい。

給与以外に収入がないようですので、(1)の欄の数字をそのまま(5)に記載します。

次に、会社から渡されている源泉徴収票を見てください。
社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除などの金額が記載されていると思いますが、
(6)の欄に社会保険料控除の額
(8)の欄に生命保険料控除の額
(9)の欄に地震保険料控除の額
をそれぞれ記載します。
(※)会社が社会保険に入っていず、自分で国民年金や国民健康保険料を納めている場合には、その合計額が(6)の欄に入ります。

会社が年末調整をしていない場合には、
生命保険料控除は
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/03/order3/3-3_08.htm

地震保険料控除は
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/03/order3/3-3_09.htm
でそれぞれ計算します。


誰かを扶養している場合には該当欄に控除額を記載して下さい。
例えば配偶者を扶養してる場合には、その方が70歳未満で障害がなければ38万円を(12)の欄に記入するようになります。

(15)の欄の基礎控除38万円は必ず記入してください。

そして、(6)から(15)までの合計額を(16)の欄に記入してください。

寄付金控除の額は、寄付金が18000円とのことですので、
そこから5000円を差し引いた額13000円になりますので、
それを(19)の欄に記載してください。

(16)から(19)の合計額を計算して(20)に記入してください。

課税される金額は、(5)-(20)で、
その金額に対する税額の計算は
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/03/order4/3-4_21.htm
で計算できます。
ここで出てきた税金の金額を(22)の欄に記入します。

あとは、(23)から(29)の欄になにも記入するところがなければ、
(22)の額と実際に源泉徴収された税額(既に納めている税金)とを比較して、
(22)の額のほうが源泉徴収額(32)より少なければ税金は戻ってきます。
(32)より(22)のほうが金額が多ければ、税金を納める必要があります。

(22)<(32)の場合には、「還付申告」(税金が戻ってくる申告)になるので、2月16日より前に税務署に行って手続きすることが可能です。2月16日以降は窓口が混み合うので可能なら早めに行ったほうがよいでしょう。

何度か年金生活の父の確定申告を代理でしたことがありますが、
戻ってくる税金が振り込まれる際、振り込み手数料などが取られる心配はありません。

なお、戻ってくる税金の金額が微々たるもので、
例えば、駐車場の料金・ガソリン代・税務署までの交通費などより少ない場合には、自分なら申告しません。

>寄付金などは、どの程度の額になったら申告したほうがよいのでしょうか。教えてください。
寄付金の金額がどの程度というよりは、戻ってくる税金の額と、
税務署などに出向く交通費とを比較して、黒字になるようでしたら、
申告したほうがよいと思います。

面倒かもしれませんが、退職後、年金生活になった場合には、
生命保険料などを支払っていても、年末調整を会社に頼むわけにはいかないですし、
病院に通うことも多くなって医療費控除の申請などもしたほうがよい場合が出てきますので、
今のうちから申告書の書き方を学んでおくと便利ですよ。

何度か確定申告書を作成しておくとそのうち慣れるので「手間がかかる」とは思わないようになりますし、
給与収入しか収入がなければ、それほど面倒ではありません。

(わからない部分は、
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tebiki2009/a/index.htm
で該当する部分をそれぞれクリックすれば詳しい説明が載っているので参照してみてください。)

※ちなみに書き方がわからなければ必要な書類を全部揃えて持っていけば、
その場で書き方を指導してもらえますので全然不安ではありませんよ。

参考になれば幸いです。

  • 回答者:私も確定申告書類作成中です (質問から8時間後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しく説明していただき、ありがとうございます。
URLたどって、頑張ってみます。
ちょっと難しそうですが・・・先を考えると、頭が少しでも柔らかいうちに、記入の仕方なども経験しておくといいですよね。

会社で、あまり寄付しているとか言いたくないので、
周りに質問できるような人がいなく、
数年間、放っていました。
(田舎なので、親からの資産を持っている社員以外は、
全員給与収入のみです。確定申告についてわからない人ばかり。
おまけに、寄付とかいうだけで、変な目でみられそうーー;
そんなに余裕あるのかい?と言った感じです。
余裕なんか無いんですけどね。)

挑戦してみます。
また分からないことが出てきたら、よろしくお願いします。

並び替え:

確定申告で還付を受ける際は、紙で申告するよりもe-Taxで自宅から送信するか、来署してパソコンからデータで飛ばすほうが還付金が早く返ります。

また、e-Taxなら寄付金の証明書などの添付書類は3年間、自分で保管すれば、申告書に添付しなくていいので、是非パソコンで申告してはいかがでしょうか。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3日後)
  • 1
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

e-TAXは便利ですね。
ただ・・・住基カードが必要となっているようですので。

特に急いで還付してほしい訳ではないので、考えてみます。

確定申告で還付を受ける際は、紙で申告するよりもe-Taxで自宅から送信するか、来署してパソコンからデータで飛ばすほうが還付金が早く返ります。

また、e-Taxなら寄付金の証明書などの添付書類は3年間、自分で保管すれば、申告書に添付しなくていいので、是非パソコンで申告してはいかがでしょうか。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3日後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

こんばんは、すでにWEBの件も紹介されていますので、基本形はお判りと思います。
1.サラリーマンの場合は何もなくても確定申告すると戻ってくる場合が多いらしいので、寄付金が5000円を超える分あれば確実に戻ります。

2.戻る額は寄付金の何%と言う単純ものではなくて、あなたの給与収入から、色々な控除部分(寄付は控除の追加になる)を引いた残りの額に税額が掛かります。給与所得の源泉徴収額による課税と、年末調整での補正され払った税金よりもそれが確実に小さいので、税金は返ってきます。

3.本当なのかを疑われる場合は国税庁のWEBでオンライン計算で確かめてください。書類をダウンロードし、自分で計算するのではなく、オンラインでの計算をやってみてください。何度でもやり直せますし、税率は自動で計算してくれます。終わったら、プリントアウトして、郵送するか、税務署に持っていって、入り口のポストに投函するか、窓口で相談乗ってもらうかということになります。また市報などには役場での相談日が書かれていますからそこに出席するのも手です。

4.最後はe-TAXです。電子政府の一環でこれで確定申告するとおだちん5000円がもらえます。住民基本台帳カードを1000円かけて作り、カードリーダ買えば家で計算、オンラインで提出。5000円がもらえます。市町村によっては役場の窓口でもできるので、カードリーダ(PCショップやインターネット通販で1500円ぐらいから)も買うことなくて、カード発行し、窓口でPCから提出すると5000円もらえます。

まあ、ちょっと時間もかかり、役所仕事で訳わかんないところもあったりでどきどきですが、時間をちょっとかけてやれば、来年からすいすいですので、やる価値はあると思います。

===補足===
[私も確定申告書類作成中です]さんの書かれているところをたどって理解されているでしょうか。 
まずお役所仕事なので訳わかんないというのは前提です。
聞いてみりゃわかるというコースであれば、説明会に出かけていって根掘り葉掘り聞くしかないです。
今まで世渡りの常識とはまったく異なる世界です。
次に「ホーム>申告・納税手続>所得税(確定申告書等作成コーナー)>確定申告書の記載例」で「寄附金控除を受ける場合(PDFファイル/557KB)」をダウンロードしてみてください。これを真似することになります。
手元に「年末調整された源泉徴収票」と「寄付金の支払い証明書」を用意して、e-TAX画面で格闘して下さい。
これでも数年ぐらい前からずいぶん改善されたんですよ。20年ぐらい前だと明治時代さながらの「おいこら巡査」風でした。

  • 回答者:e-TAXで確定申告すいすいじじい (質問から1日後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございます、早速国税庁のHPに行ってみたのですが、
WEB状のオンライン計算はどこにありますか?
見つけられません(ーー;)
e-TAXを行うつもりで入力をすればよいのでしょうか?

普通に確定申告をする画面だと、
寄付の申告を選択しても、金額を入力できりような画面に切り替わらずに納税0円と出てしまいます。

言葉が難しくて、何がなにやら。。。

皆さんはちゃんと分かって納税してるのでしょうか。
それなりに社会人やって、年齢も重ねてきたのですが、
全くわからなく、、、情けなくなってきてしまいました(泣)


補足ありがとうございます。

[私も確定申告書類作成中です]さんの通りに、たどってみましたよ。
確定申告のしかたも印刷し、何度も読み返したりしました。


○年前の自動車学校の初日を思い出しました。
車について、全くの白紙の状態の私に、
最初の一言が「エンジン掛けて!」
・・・教習初日、車の鍵すらさわったことがないので、
どこ鍵があるのか位置もわからず(ささってました)、
どうすればエンジンがかかるのかすら知りませんでした。
「えっ?どうすればいいのですか?」と聞いたら、
「はぁ?」という顔をされました。
(座学なしで始まった、通学初日の実地練習です)
言われて、鍵を回すだけでも怖かったです。

今、運転していますが、
知ってしまうと、
本当に何も分からない状態のことを忘れてしまうようで、
いつも反省しています。

時々、後輩に仕事を教えるとき、
その教官とのことを思い出し、
考えながら指導します。

難しいですよね。

ゆっくり頑張ってみます、
来年には間に合うと思います(=^^=)
ありがとうございました。

私は1000円でも還付して欲しい人なので、出せるものは全て出す人なんですが、
あなたのお話からすると、小額では手間なので出すのが面倒であれば出す必要はないと思いますよ。年収によりますが、18000円が控除されてもかなり少ない額の還付になると思うので。
ちなみに私が生命保険料控除をあと年間3.5万円払えば満額控除なんですが、それによる還付額の増を計算すると3.5万円払うのがバカバカしくなるような金額でした。( ̄∇ ̄;)

  • 回答者:匿名希望 (質問から24時間後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。

寄付金(政党等の政治献金を除く)
 寄付金ー5.000円が所得控除の対象になります
  13.000円に税率を掛けた金額が還付金額になります
政党等の場合は税額控除となりますので金額は多くなります

===補足===
貴方がお支払いの所得税の税率です。
 所得により率は変りますが、多分5%だと思います
 詳しくは国税庁のHPで確認下さい
  このHPで確定申告書の作成が出来ます
確定申告書(還付)に振込み銀行の記入欄(最後)があり、振込手数料は掛かりません

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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速、アリガトウございます。
NPO法人への寄付なので、政党ではありません。
。。。無学で申し訳ないのですが、
掛ける税率ってなんですか?
何を見るとわかりますか?
いい機会なので、申告するかしないかは分かりませんが、
勉強してみたいと思います。

還付金は振込してもらえるのでしょうか。
その場合、振込手数料が差し引かれるのでしょうか。

補足ありがとうございます。
5%とすると、

13000円×0.05=650円 で
650円戻ってくるということでしょうか。


国税局のHPをちょっと確認してみました。

郵送で手続きをした場合、
650円-郵送料80円(切手代)=570円

この額が振込まれる(手数料0円)ということですね。
簡易書留にすると350円更に掛かるから
差し引き 220円入ると...(^^;)

勉強になりました。
アリガトウございます。

アレ?所得税率が高い人は、もっと戻ってくるんですよね?

税率10%の人は、
13000円×0.1=1300円・・・合ってますか?

確か、5,000円以上の金額であれば、戻ってくる可能性があると思います。
18,000-5,000=13,000円
控除できる可能性が、アルと思います。
手間を、簡単と見るか大変と見るかは、たんともいえませんね…

===補足===
郵便は、普通郵便でも、OKですよー
管轄の税務署に直接持参(ポストへ投函)も可能です。
この投稿へ時間で、すでに足が出ているかもしれません…

  • 回答者:タックス (質問から31分後)
  • 0
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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速アリガトウございます。
そうなんですよ、やったこともない手続きの手間がかかると、おかしいかもしれませんが、もとが取れないでは?と考えてしまって。

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