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株の売残、買残について教えてください。
売残が多いということは、株価がこれから下がると思っている人が多い、ということですか?買残はその逆?

でも、そうなると、例えば、売残が多ければ、買いたい人が増えるので、株価は上がるのでは?

何だかよくわかりません。

またこれって、どれくらい株価に影響するのでしょうか?(銘柄にもよると思うので、一概には言えないと思いますが)

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-02-03 21:02:46
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売残は信用売りで保有されている建玉の数、買残は信用買いで保有されている建玉の数です。
売残が多いという事は、信用売りで保有されている建玉が多い事を意味しています。
ですが、株価がこれから下がると思っている人が多いという事を意味しているわけではありません。

例えば、今から3ヶ月前に売残が100万に急増し、現在の売残は110万だとします。
この場合、「株価がこれから下がると思っている人が多い」というより、「3ヶ月前の時点で、株価がこれから下がると思っていた人が多かった」と考える方が妥当です。
3ヶ月前に「これから下がる」と思っていた人達が、今の株価を見て「十分下がった」と思えば返済買いを入れてきます。
こうなると、株価は上昇する事になります。

売残または買残が急激に増加した場合、その5ヶ月後くらいに反対売買が行われる事が多いです。
これは信用取引の返済期限が6ヶ月で、1ヶ月くらいの余裕を持って返済する人が多いためです。
(十分に利益が出ている場合、ギリギリまで持っている方がリスクがある。)
こういう場合は、上昇する下落するという予想を立てて取引しても面白いでしょう。


他には、売残が増えているにもかかわらず上昇している銘柄というものがあります。
下がると予想して信用売りをしたのに、株価が上がっていくので損が膨らみます。
こういう場合、損を覚悟で買い戻す人が多くなります。
増加する売残がそのまま買い勢力になるため、上昇速度が加速しさらに大きく上昇します。
買残の場合も同じことが起きますが、売残の方が特に顕著に現れます。


売残と買残のどちらが多いという単純な物ではなく、増加した時期やその後の値動きによって、株価に与える影響が変わってきます。

  • 回答者:でっち (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

そう簡単なものでもありません。
空売りがたまると逆日歩がついたりしますが、
踏み上げる力のある地合い、例えば2006年とかなら 売り残が多いのが上がると
見れますが、今は売り方が力強いので 上がりたくてもまた売られ下がる可能性あります。 将来、下がるとかだけではなく、割高だから・自分の買いポジションのヘッジのつもりとか 色々理由があります。

例えばプロは外需売りの内需買いとか その逆もありますが
そういうポジションを組んだとき、外需が下がると見て空売りをかけているのか、内需が買いとみたのに それがダメだった場合 外需の売りで儲けようとか。

本当に倒産の情報を知っているからドンドン空売りするとか。

8888クリードとかなんて、倒産と見る人が多くて どんどん空売りされました。
そしてつぶれました。

ただ、売りが多い銘柄は 好材料が出たときに 吹きやすいのも事実。
慌てて買戻しが入るから。

今、9503関西電力なども空売り多いですが、下がると見てというよりも持ち株が下がっているからヘッジ売りでしょう。ここを下がると見て売る人は少ない。

ひとつ言える事は、売り残が多いと上がると見るのは危険。
ただ、買い残が多いと 上値が重く上がりにくいと見るのは正解。

  • 回答者:らん (質問から2時間後)
  • 2
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

まず売残、買残というのはそれぞれの信用売買の残高というこことでいいですか?

>売残が多いということは、株価がこれから下がると思っている人が多い、ということですか?買残はその逆?

基本的にはその考え方であっています。

>でも、そうなると、例えば、売残が多ければ、買いたい人が増えるので、株価は上がるのでは?

それもたしかにそうですが、信用売りをした時点と買い戻す時点との時間差があります。
なので株価が大きく下がった時点で返済買することによって利益を得ます。

なので信用売残が大きいということは株価の急激に下がっている時には、利益を確定するために買いを入れる人が出てくるのであるていどのブレーキ役にはなります。

逆に信用売残が多いのに株価が上がってしまった場合、売り玉を建てている人は証拠金が足りなくなって損を覚悟で高値で返済買をしなくてはならないので、株価の値上がりを加速させる要素となります。

信用買いは、すごく簡単に言うと証券会社から借金して株を買っているだけなので、どんなに株価がさがっても現物取引と同じように投資した額までの損失しか発生しません(もちろんレバレッジはききますが)
しかし信用売りは株価が上がれば上がっただけ、無限に損失が拡大していく可能性があります(もちろん実際にはある程度のところで決済されてしまいますが)
なのでメリットも大きいのですがリスクも大きい投資方法だといえます。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

売残が多いということは、株価がこれから下がると思っている人が多い、ということですか?買残はその逆?

その通りです

売残が多ければ、買いたい人が増えるので、株価は上がるのでは?

これは少しニュアンスがちがいます。
売残が多ければ、将来買戻し需要があるという事です。
通常は半年ですから、期日前に買戻しが増えることになります。

銘柄次第です。
発行枚数、不動比率などいろんな要素が絡み合います。

  • 回答者:匿名希望 (質問から13分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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