質問

ドイツ・ゲルマン民族こそが優秀であるという優生思想に基づくものだと思います。
犠牲になったのはユダヤ人だけでなく、ドイツ人であっても同性愛者や
ナチスの推し進める政策に反対した者、老いて醜くなった者も容赦なく抹殺して
いきました。
軍国主義は一端、戦争を始めると弱い者はとかく邪魔者との思想が蔓延し始める
という良い見本です。

ただ、ナチス・ドイツの肩を持つ訳ではありませんが、こうした優生思想に当時の
ドイツ人がしがみついたのは、理由が全く無かった訳ではありません。
ドイツはローマ帝国の範図には組み込まれなかった為、ヨーロッパには昔から
ゲルマンを蔑む空気がありました。
中世、ロシアや当のドイツを始めヨーロッパの宮廷で使われていたのは英語でも
ドイツ語でもなくフランス語かイタリア語だったのもゲルマンの言葉は卑しいという
価値観からでした。
ローマは文化が高い国、ゲルマンは野蛮との長い歴史の中で培われたものが
今でもヨーロッパの中には息づいており、イタリアに長く住む塩野七生さんによれば
今でもドイツ人を揶揄する時にこのゲルマンという言葉が飛び出すそうです。
そんな一種のコンプレックスを溜め込んでいた時に、ヒトラーが（間違ったやり方で）
解き放った結果がホロコーストになったと言って良いでしょう。

実際に得た情報から判断したのでもないのに人を蔑むのは禄なことにはならないということでしょうね。

===補足===
ベストにお選び頂きありがとうございます。
構造的不況が続くと戦争を起こして国外に国民の目を向けさせたり、国内の少数民族を
差別して不満分子の鬱積を解消させたり・・・は今も施政者がよく用いる方策です。
日本のネット社会の中にも、ある民族を貶める記述が多くなりましたが、元は政府が
出資した団体があちこちに種を撒いたようです。
日本はちょっとやそっとでは今の不況の渦から逃れられそうもありません。
この先どうなるのか少し不安です。
戦争でものごとを解決出来ると思っている人も最近増えているようですし・・・・。
お礼のつもりが愚痴になってしまいました(-.-;

• 回答者：葛もち (質問から2時間後)
• 1

多くの方が語られているので、背景の追加を一言。
元々選民思想に凝り固まっているユダヤ人は、ローマ時代より国家に従わず、コミュニティーと作りますが、その卓越した頭脳で経済を握ります。

それは２０世紀になっても変わっていない上、中世以降完全にキリスト教徒と化したヨーロッパ人から見ると異教徒であり、しかも「イエスキリストを死に追いやった民族」です。

ローマ時代より蛮族と蔑すまれてきた屈辱、異民族に経済を握られている屈辱、第一次世界大戦で敗れた屈辱、様々な怨念がヒトラーと言う人物に結実して、ゲルマン民族こ

そ神に選ばれた民族であるとの選民思想が万延、それがユダヤ人をスケープゴードとして爆発したのがホロコーストであると個人的には考えています。

余談ですが、第二次大戦後ナチスが逃亡する手助けをしたのが、バチカンであると言う話があります。（真偽の程は不明ですが、様々な書物に書かれてます）

ユダヤ人を迫害したことはともかく、「宗教はアヘン」と切り捨てる共産主義者と戦ったナチスに大恩を感じていたからとのこと。

人間の業は深いものだと思います。

• 回答者：もりもり (質問から5時間後)
• 0

みなさんが書いていらっしゃるような要素のほかに、どうしても謎としか言いようのないヒトラーの独特の言動・思想があります。「ヒトラーの予言」というサイトにまとめられていますが、頭の芯がぐらぐらする話です。リンクは張りませんが

　ヒトラーの予言

　で検索するとヒットします。

　後に中東で起きている出来事を考えると、単なる馬鹿話とは思えません。

• 回答者：くららてばな (質問から4時間後)
• 0

ユダヤ人と呼ばれる方々は当時居住国家に帰属するといった意識が薄かった事。また富裕層が多く、不況下のドイツにおいて多くの貧困層から敵視されていた事。そして左翼（共産党）政党支援者が多かった事もあげられるでしょう。
金融業などもユダヤ系が多く貸し渋り、貸しはがしのような状況であり、国家主義を受け入れないような民族的戒律主義との対立が原因の一つだったと思います。
ただ現在言われてるような大虐殺を出来るほどの国力が当時のドイツにあったかは少々疑問がありますが。
現在言われてる「大虐殺」は中国が主張する「南京虐殺」と同様かなりの水増しがあると思ってます。産油国じゃないドイツが大戦末期に遺体を大量に焼却できるほどの重油を戦闘や生産以外の行為に使うとは思えないので。

• 回答者：ULTRA7 (質問から4時間後)
• 0

ゲルマン人主義（自分たちが偉い）と思い込む考えだったからだと・・。

• 回答者：Sooda! ちゃん (質問から3時間後)
• 0

ユダヤ教を基に結束が強く、ヨーロッパでは頭もよく、商売上手、を妬んで、白人のドイツ人の優位主義を旗印に特にユダヤ人やドイツ人の健康な人の子孫を残すために障害者を抹殺したのでしょうね。ノーモアー・ホロコーストです。

• 回答者：sabetu (質問から30分後)
• 0

ユダヤ人に対する差別感情はドイツに限らずヨーロッパ各地にあり、国民を団結させるために「内部の敵」を作り上げる必要があった事も理由の一つです。
富裕者が多く、自分たちの民族的アイデンティティを頑なに守る傾向のあったユダヤ人は、そいういう意味で格好のスケープゴートでした。
またヒトラーは、ドイツが第一次世界大戦で負けたのは「背後から国内のユダヤ人に攻撃されたから」という宣伝をしていました。ドイツは弱くもなく間違ってもいなかったのに、ユダヤ人の裏切りのせいで負けたのだという話をでっちあげたわけです。
第一次大戦後の経済の破滅的な混乱でドイツ人が苦しんだのもユダヤ人のせいだという話を広め、当時のドイツ国民がそれに踊らされてしまった。
障害者に関しては「強いアーリア民族（ドイツ人）」を作るために劣った遺伝子の持ち主を排除するという思想からです。優生学の極端な考えです。
またホロコーストの犠牲者には含まれませんが、ナチスに反対、批判的な人たちは、ユダヤ人や障害者以外でも政治犯として多く犠牲になっています。

• 回答者：joker (質問から24分後)
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ナチの映像でヒトラーがドイツ人とユダヤ人頭部を差して「形が違うやつらは我々より劣っているのだ」的な場面を見ました、ようは身体的差別です。
また、身体的差別に繋がったのが第一次大戦後、大量にユダヤ人がドイツで商いなど幅を利かせ（彼らは昔から頭が良いので）その反面ドイツ人自体が職を失うなどドイツ人は普段から不満を抱えていました、でその反動がナチを産み→ユダヤ人虐殺で史上最悪の歴史となりました。

• 回答者：aya1998 (質問から15分後)
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確か、商売上手なユダヤ人がドイツ人の事業をのっとったり、潰す事が多くて恨みを買ったとかじゃなかったかな？
ユダヤ人へのそういった反感がドイツ人を純血主義に走らせ、完璧でない人＝障害者をも迫害させたと思います。
ただ障害者だけでなく、同性愛者も同じような目にあったとか…。
ポーランド人も殺されたり、容姿がドイツ人と似ているので攫われて子供を生まされたりしたとかも聞きました。
ご参考まで。

• 回答者：要するに不景気のせい？ (質問から14分後)
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ドイツ人全般の希望でした。第１次大戦により、ドイツは戦勝国から多額の賠償金を請求され、更に大恐慌が起きて、職にあぶれた大量の労働者が巷にあふれました。
　一方で、ヨーロッパ全土にまたがって、国を持たないユダヤ人がドイツにも大勢移住していて、彼らに職を奪われていましたし、ルンペンとなって街で犯罪を働く大勢のユダヤ人に治安を脅かされてもいたのです。

• 回答者：KUSOODA (質問から13分後)
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当時、ドイツの財界のトップはユダヤ人が占めていました。
ヒトラーは、国民のの政治・経済に対する不満の矛先を
ユダヤ人に向けることでゲルマン民族の結束を高めたのです。

• 回答者：匿名希望 (質問から9分後)
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