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日本国憲法第26条は、教育を受ける権利および義務教育について次のように規定しています。
1)すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2)すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
条文には義務教育の対象者については定めがなく、学校教育法で、「満6歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満15歳に達した日の属する学年の終わりまでにある子。」とされています。
ところで、昨今、学力の低下が多くの方から指摘されています。「ゆとり教育」による弊害であるとか言われていますが、そもそも、進級するときの基準が年齢であり、学力でないことも原因と思います。日本の義務教育は特定の年齢を対象とし、修学成果を対象とした義務教育ではありません。失礼な言葉ですが、小学校で落ちこぼれた生徒が、中学校に入学しても、能力がないのですから授業についてけないのは当然です。しかし、前述の日本国憲法の1)には、「その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」とあります。つまり、小学校で落ちこぼれた生徒は能力に応じた教育を受けていないと解釈ができます。また、勉強ができる子には高度な授業を行わないと、能力に応じた教育を受けていないことにもなります。
学力の向上を考えると、年齢で区分する義務教育のありかたに疑問を感じます。皆さんいかがでしょうか?
特に現役の小中学校の教諭を勤めておられる方、いかがでしょうか?

  • 質問者:Soodaちゃん!
  • 質問日時:2009-01-02 00:54:12
  • 1

回答してくれたみんなへのお礼

いろいろなご意見がありとても参考となりました。
子供たちが次世代を担えるように、教育でなすべきことをよく考えて行かなくてはと再認識しました。どうか、これからの教育が良い方向に向かえばと思います。

第2次世界大戦後に、日本国憲法や学校教育法が制定されています。
終戦後の混乱の中、国民の生活向上を考えて作られた物であり、
真剣に生き抜こうとする国民の姿があったはずです。

現在では、己の権利ばかりを主張し利己主義と嘘と甘えが蔓延っています。
国も官僚も国民も今一度原点を振り返り、真面目に行動する必要があります。

ただ、sodaちゃん!さんが仰るように能力に応じた教育が
なされていない事は同感です。

試行錯誤の中、学校教育法は何度も改正されてきていますが、
今一度、能力に応じた教育とは何かを考える必要がある様に思います。

義務教育で必要とされている事柄を全て習得することが
社会生活で必要なのかと云うとそうではないと思います。

また、個性は大切にされなければいけないと思いますから
勉強が一番大事だともいえません。

真面目に生きて、嘘や争いを慎み、
人や自然を愛して、大切にする心を育てることこそ
大事な教育だと思います。

  • 回答者:紅葉 (質問から8時間後)
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ありがとうございます。
勉強だけが一番大事とは考えていません。
勉強も社会性も一番大事です。

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素人。

《飛び級》のことを言っているのでしょうか?

特区で、4・4・4制とか6・6制を試行しているとか?NEWSで。

ただし、受ける側で、授業を受ける機会が溢れてしまい、
受けられる事の幸せが無くなっている事が重要では?

===補足===
>進級基準を学習到達度

なら・・・飛び級しかないでしょう。

画一的な、トコロテン授業なら

>年齢

大学生で、分数計算が、小学生に劣るのが・・・


ただ、《飛び級》の生徒(海外)の中に精神的な異常が見られるとか?
周りに同年代がいなくなり、閉鎖的になり・・・

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やや参考になりました。回答ありがとうございました。
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義務教育の進級基準を年齢とするのか学習到達度にするのが良いのかうかがっています。「飛び級」にはふれていません。もうすこし、私の理解を助けるために、補足してもらえませんでしょうか?
--------
補足ありがとうございます。
しかし、「kingofitou」さんのおっしゃる内容がよくわかりませんでした。

冷徹な言い方をすると、どんな授業をやろうが個人の能力差は絶対になくなりません。
学力で括るやり方は正に正論であり理想とは思いますが、新たな格差を生む可能性も孕む為、運用には慎重さが必要な気がします。

実際、勉強以外の歳相応の社会性(コミュニュケーション能力や社会通念や社会力学等)の学習は、同年代でやった方が良いと個人的には感じます。

その点をうまくクリアする教育プログラムを組めるのであれば、良いのですが・・・

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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございます。
年相応の社会性の学習は考えにありませんでした。参考になります。

たしかに、学力という意味では落ちていますね。
業界関係の人の決まり文句は「教育指導要領でそうなっているから」です。
人間を育てる教師ではなく、教育を施すのをルーチンワークにしている人が主流を占めている現在では仕方がないことだと思っています。
少なくとも、「これは教科書には載っていないけれど・・・」と言って、知識を授けてくれるような先生は絶滅したと言い切れそうです。
飛び級制度があると、いいですね。

  • 回答者:アルミの錬金術師 (質問から18時間後)
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ありがとうございます。
教育に対して真摯な先生が多いと思いたいです。

特別支援学校の教員です。小学校にも勤務していました。Soodaちゃん!がおっしゃる「学力」とはなんですか?今の日本の社会は特定の教科(国語、数学、算数)ができることが特に重視されているようですが、こんなものは学力のほんの一部です。点数のみを重視する風潮が見られますが、こんな世の中で言われるような制度にすると他者を思いやるような人はいなくなると思います。それよりはできない友だちに教えたり、助けたりすることを学び、お互いに支え合うようなことを教えていく方がはるかに良いと思います。自分で考え、社会人として自立できる人を育てるために学校で教員は努力しています。(ごく一部にはどうしょうもない教員がいるのも事実ですが)マスコミの一面的な報道だけを鵜呑みにして、学校現場や制度だけを批判の対象にするのはやめていただきたい。学校というところは小さな社会であり、その中で子どもたちは教科の学習とともにいろいろな社会的な学習をしているのです。

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学校では教科意外に社会的な学習をしているのは理解できます。
しかし、社会的な学習をしていることを理由に学力を軽視していいのでしょうか。
疑問に感じます。両立させるのなら理解できます。

明治時代,学制が施行された目的の一つは,軍隊の基礎能力の育成でした。小学校から軍隊式の団体行動が強制されたのは言うに及ばず,学力もあるレベルにまで達しておくというのが目的です。小学校1年生からテストの成績で落第があり,子供達は夜遅くまで勉強したそうです。子供が寝不足になるまで勉強するのは問題であるとして,学習内容や及第レベルを下げたところ,徴兵者のレベルが低いと軍隊から批判が出たこともあるそうです。私はこのような教育はすべきでないと思います。
 義務教育から留年は可能です(出席数が主な理由)が,それを実施した校長の例は聞いたことがありません。進級と留年,本人や社会にとってどちらが有効(問題が少ないか)という判断がなされるわけです。また,義務教育は15才までという矛盾した規定もあり,留年しても翌年成績が上がることは期待できないでしょうし,義務教育を終了できないということもあります。
 社会が求める能力は学校で教える学力だけではありません。いろいろな子供がいる,それが社会の縮図なのですから,習熟度別学級も少人数学級もそのような社会の中でお互いを認め合い,助け合って伸びていくという機会を奪うことになるので,現在のままでいいと思います。社会や教員がもっと支援していけばいいことで,マスコミも教育界にもっと活気が出るように後方支援して欲しいと思います。
 指導内容はもっと高度な内容であるべきで,それならできる子にも対応しているし,できない子もそれなりに理解して吸収していくものです。落ちこぼれる子は易しい内容でも,それなりに落ちこぼれていくものです。
 現代の問題点は,マスコミも社会も政界も教育界の足を引っぱっておきながら,学校,教員だけに責任を押しつけていること。

  • 回答者:地方の公立中学校教員 (質問から9時間後)
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ありがとうございます。
他の方の指摘もありますように、その年齢の集団で学ぶこともあるのはわかります。
そのような状況で、学力を向上させつつ社会性をはぐくむことはとても大変と感じます。

端的に回答させていただきます。
①義務教育にも(小学校から)習熟度別クラス編成を導入する
②小学校低学年は少人数学級編成とする
③高等学校(大学)の入学は定員制ではなく、学力到達度制にする
教育に差別があってはなりませんが、区別は必要です。

  • 回答者:元教員 (質問から9時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございます。
私も区別は必要と思いますが、区別も差別も同じが、今の考え方みたいです。

教育における概念、年齢で進級する制度は古いと思います。
あなたの指摘する能力のない生徒の年齢で進級させる制度は見直しが必要かと思いました。あとゆとり教育は改悪法案だったことが今頃露呈し始めてます、これ以上学力差を生む教育現場を放置するなら、日本の将来は真っ暗ですね。

  • 回答者:心の鏡 (質問から6時間後)
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ありがとうございます。
学習する機会が多ければ多いほど良いと思います。

学力向上のことを考えると賛成ですね~。

  • 回答者:Sooda! ちゃん (質問から27分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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ありがとうございます

そのご意見に賛成です。

海外は飛び級がありますよね、日本にはないから、子供を国立や私立にやりたくなるのです。
公立でもわざわざその学校に行かせるために越境や引っ越すする人もいます。
それができる人はいいけれど、できない親を持った子供は不幸です。

今のままでは、どんどん格差が広がるばかりです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から9分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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ありがとうございます

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