* 情報1・・・『卵を食ペてもコレステロール値は上がらない』
これは本間康彦氏(東海大学医学部教授)の発表です。
その調査内容は、18人に卵を毎日三個ずつ二週間食ペてもらい悪玉コレステロールの変化を観察したものです。
その結果は悪玉コレステロールが減った人が断然多く(18人中11人)特に70歳以上の高齢者では減少した人の方が多いと報告されています。
+ 増えた18人中2人(12%)
+ 変わらなかった・・・18人中4人(25%)
+ 滅った・・・18人中ll人(63%)
* 情報2・・・『コレステロール値が低いとガンになりやすい』
10年程前、アメリカの医学誌メディカル・トレビューンに植物油や魚油の摂取を多くして、コレステロールを下げた結果、心筋梗塞は滅らず、ガンで亡くなる人が増えたという記事が載りました。
WH0(世界保健機構)の調査もこの傾向を確認しています。
米国心肺血液研究所はコレステロール値が180mg以下ならガンになる危険率が正常な人の約三倍と警告しています。
* 情報3・・・『理想のコレステロール値は?』
正常値は100~250mgとされていますが、次の様な意見もあります。
1. 青木久三氏(名古屋市立大学助教授)
「やや高いコレステロール値の方がホルモンも多く生産されて年齢よりも若々しく活力にあふれた生活が営めるので200~280mgは必要」
2.松崎俊久氏(琉球大学医学部教授・前東京都老人総合研究所研究室長)
「2000人の老人調査ではコレステロール値が200~220mgの層が最も長生き」コレステロールが腸から吸収される一日の量は制限されていてその量は300~500mgです。ですから卵を食ベたからといってコレステロール値は上がりません。
(普通の大きさの卵には約200mgのコレステロールが含まれています)
卵を二年間毎日五個食ペ続けてみた人が、コレステロール値は20~240mg位でそれ以上増えることはなかったとう例もあります。
貧血・血圧異常・内臓下垂・筋肉劣化・皮膚や髪の弱さ・むくみ・生理不順などの改善に
タンパク質は欠くことができない栄養素です。
ただ、どんなものでも過剰摂取、単体摂取はさけたほうがよいです。
卵は毎日食べるなら2個くらいがよいようですよ。