東野圭吾さんは人気あるなぁ。このサイトでも何度かあった質問です。
で、そのたびに答える、東野ファンの私です。
好きな作品が多くて、選ぶのが困りますが・・・マイベストは「天空の蜂」。
でも、もう先に回答された方で、コレを挙げてる方がいますね。
逆にここまで、コテコテのミステリが出てないので、敢えてこのジャンルから選びます。
「ゲームの名は誘拐」が近年の作品では一番の好みでした。
映画化もされてます(観てはいないけど)。
誘拐モノとしての面白さは、中くらいの満足度でしたが、最後の数ページ・・・中でも最後の主人公たちのやりとりが、その作品の一番の見せ場で、きっと東野さんは、このラストシーンを書くためだけに数百ページを費やしてきたんだろうな・・・という終わり方です。
「読ませるツボ」を心得た、東野さんらしさたっぷりの作品だったと思います。