すべてのカテゴリ » 趣味・エンターテイメント » スポーツ・アウトドア » 相撲・格闘技

質問

終了

この琴欧洲さん達が、亡くなった先代佐渡ケ嶽親方(琴櫻)の足音を何度も聞いたいう話をどう思いますか?

★「オーラの泉」　０８年　９月より抜粋
ブルガリアで一躍ヒーローになった琴欧洲
http://ehara1.seesaa.net/article/106345888.html

先代の佐渡ヶ嶽(さどがたけ)部屋親方は、横綱・琴櫻（ことざくら）

琴欧洲を大関まで育てた親方は、昨年（平成19年）８月この世を去りました

そして、親方がなくなった後、琴欧洲は不思議な体験をするのです

国分　：不思議な体験で、稽古場に亡くなった親方が現れた？

琴欧洲　：ぱたぱたぱたぱたと、
感じた聞こえた、見たけど誰もいない。

親方は病気で足が、ちょっと。

国分　：かたかたかたという感じのあるきかただったわけですか。

琴欧洲　：かとんかとんかとんってでてきた。

国分　：その音が聞こえたんですか。
そして見たらいなかったわけですか。

一回だけですか。

琴欧洲　：いいえ、何回も。

国分　：それは、大関だけですか？

琴欧洲　：いや、他の力士もおんなじことを言ってる。

国分　：それは、親方じゃないかと。

琴欧洲　：それは、ああいう稽古場の雰囲気は間違いないですね。

非常に厳しかった、もういるだけで．．．。

国分　：怖くて、存在を感じていた。

それは、親方が来たということでがんばらなければとか言う気持ちになったんですか？

琴欧洲　：そうですね、親方はみんなのことをずーっと心配してたから、みんなが稽古を見に来たんじゃないかという。

稽古場では、鬼のように厳しかった、プライベートでは父親のように優しかった先代の佐渡ヶ嶽親方

亡くなった後も稽古場に現れるという先代の親方は今なにを伝えようとしているのでしょうか

★先代佐渡ケ嶽親方は2004年、糖尿病の合併症のために壊疽(えそ=組織が死んで腐っていくこと)を発症し、左足を足首から切断してしまいました。そのため、それ以降は義足をつけ杖をついて歩いていました。

琴欧洲さんがおっしゃっている「かとんかとんかとん」というのは、この歩き方を指しているのです。

先代佐渡ケ嶽親方は2007年7月25日、琴光喜(ことみつき)さんの大関昇進伝達式にも同席し、後方で椅子に座って晴れ姿を見つめていました。

しかしそのわずか20日後の年8月14日、敗血症による多臓器不全のため66歳で急死しました。

琴光喜さんが野球賭博で角界追放になるぶざまな姿も、なかなか横綱に昇進できない琴欧洲さんの姿も、八百長疑惑で引退させられた琴春日(ことかずか)さんの姿も見ずにすんだ訳です。

ただアタシは「2008年5月場所の琴欧洲さんの優勝パレードや琴奨菊ことしょうぎく)さんの大関伝達式も見せてあげたかったな」と思います。

アタシは幽霊の存在など信じませんが、皆さんは信じますか?

また先代佐渡ケ嶽親方はお弟子さん達に何を言いたかったのでしょうか?

・参考

糖尿病はしばしば全身的な血管障害、血流の不良を起こしがちで、目の毛細血管がやられ失明することもあります。血の巡りが悪くなって、末端部分の毛細血管に血が流れなくなったりつまったりするために、そこから壊疽を起こします。足は特に体の下部にあるために血の巡りの悪い部分なので特になりやすいのです。

(参考)

・「ニッポンの土俵にかける～琴欧州・大関までの50日」(48分日本語)
http://www.dailymotion.com/video/x3sec_ozeki-kotooshu_shortfilms

・佐渡ヶ嶽部屋や当時の師匠だった故・元横綱琴櫻(ことざくら) さんが出てきます。