1.賛成。
法律に犯罪の防止効果は極論をすると無い。
絶対に捕まらないと思い込んでいる者や、
刑罰を恐れない者には法律などただの文字でしかない。
では、法律に出来ることはなんだろう?
私は「平等の追求」と「事後処理」しか出来ないと思っている。
罪に応じて罰を定め、事件や訴訟の事後処理を公平で円滑・迅速に行うこと。
法の下には「人は平等」であることの立証と実行。
だとするならば、「人を殺したる者は死刑」であるべきだろう。
現行の法解釈は、まるで、
「法廷では死体は生ゴミ同然で犯罪者こそが生きている人間」と言わんばかりだ。
私の考える法の下の平等は、事件の起きた時、その場所において、
被害者と加害者が平等な人権を持つ同じ人間なのだと追認し、
確認する作業であるべきだと思ってる。
加害者が生き残り、被害者だけが死んでもよかったのだと言う結論は、
私の考える「法の平等」にそぐわない。
また、死刑が最高の刑罰という考え方も私には理解できない。
本当の最高刑は「人権の剥奪」だろう。
人権の剥奪とは、人間扱いされない事を意味する。
つまりは、人の姿形をして人の言葉を理解して行動できる人に良く似た動物になることだ。
人では無いのだから、実験動物のように病気や薬の実験に使われても法律上問題ない。
病気のメカニズムを知る為に、薬の効能や副作用を知る為に、
命のある限り、痛みや苦しみと正面から向かい合わされる、
これこそが「人類の未来に貢献できる(させられる)もっとも凄惨な刑罰」になるだろう。