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質問

終了

これだけは絶対読んだ方がいいというおススメの1冊をおススメポイント(あらすじ等)と一緒に教えてください。おススメの1冊なので小説に限らず、漫画や美術書等の専門書も含みます。
自分で選ぶ本は偏りがちなので、視野を拡げたく思いますので是非教えてください。

  • 質問者:8時の人
  • 質問日時:2009-11-16 07:55:19
  • 1

回答してくれたみんなへのお礼

だいぶ埋もれたせいか回答を頂けなくなってきたので終了いたしました。
いろいろな本を教えてくださり感謝しております。ありがとうございました。
どの本も興味深く、また読み直してみたいと思うものもあり大変参考になりました。
なので、どの本もベストに選びたいくらいです。

世界では思想・信条・モラル等の違いから日本では想像を絶するような事が起こっているという事を知るのはとても大切なことだと思いましたので
『生きながら火に焼かれて』を紹介してくださった匿名希望さんをベスト回答に選ばさせていただきました。

皆さん、丁寧で詳しい回答本当にありがとうございました。

スアド著の『生きながら火に焼かれて』です。
発売当時は話題になりスアドさん(偽名)も来日されていたので読まれていたらすいません。
内容は簡単にまとめることができないので、「BOOK著者紹介情報」より引用します。
著者スアドは中東シスヨルダンの小さな村に生まれる。17歳のとき初めての恋をし、子供を身ごもったため、家族の名誉を汚した罰として義理の兄から火あぶりにされる。重度の火傷を負いながらも奇跡的に救出され、20数回におよぶ手術を経て、現在ヨーロッパで夫と子供たちとともに新たな人生を歩んでいるが詳細は公表していない。自身の体験を著した『生きながら火に焼かれて』は、2003年春にフランスで刊行と同時に大ベストセラーとなった。現在、日本を含め29カ国で出版されている。というものです。
表紙も来日された時も仮面のようなものをかぶっておられますが、それは身元がバレると家族から再び命を狙われる危険性があるためだそうです。
遠い昔の出来事みたいな感じですが、シスヨルダンの一部の地域では未だに存在しているそうでかなりショックをうけました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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初耳です。
言葉でどう言っていいかわからない程の体験をされた方の本ですね。
私は平和ボケな毎日を過ごしていて、世界の事を知らなさすぎるので、この本は絶対に読みます。
詳しくご回答感謝します。ありがとうございます!

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高村薫「マークスの山」です。
女性作家が書いたとは思えないミステリーです。
警察小説No1です。

  • 回答者:g (質問から16時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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ミステリーも限られた作家の物ばかり読んでいて、あまり踏み込んだ事のない世界なのでこれから読んでみたいと思います。
回答ありがとうございました。

「ワンダフル・ライフ―バージェス頁岩と生物進化の物語」
スティーヴン・ジェイ・グールド 早川書房

バージェス頁岩で発見された奇妙な化石たち。
それは……。

カンブリア紀の生命大爆発。
その時代の生物の発掘の歴史と進化論などです。

登場する奇妙奇天烈な生物の数々。
アメリカでの研究風景や人間関係。
かなり興味深い内容です。

古い本ですので、情報的に新しい発見や解析などで書かれた当時とは状況が違っているものもありますが、それを差し引いても一読の価値はあります。


一冊に絞りきれなくて、もう一冊。
書かせてください。

「うしおととら」藤田和日郎 
小学館 漫画

ある日少年「うしお」は、槍に止めたられていた大妖怪を解放してまう。
獣を滅ぼす力を持った「獣の槍」の持ち主として選ばれた「うしお」は、
「とら」と名づけた妖怪と、一緒に「白面のもの」との闘いに挑んでいく。

妖怪退治漫画で、バトル中心ですが、
内容はとてもヒューマンドラマです。

「かまいたち」の話は、何度読んでも泣けます。

こういう漫画を描いてくれる人がいるから、
私は、まだ人間に絶望せずにいられるんだと、読んだときに思いました。

  • 回答者:陽子 (質問から11時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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「うしおととら」は数回読んだ事があるのですが、きちんと読んでいないのでヒューマンドラマと感じることさえできてませんでした。
教えて頂いて、ちゃんと初めから読んでみたくなりました。

古代の生物を描いた本も興味深いです。
自分からはそういった分野に踏み入ることがなかったので、世界が拡がりそうな本を紹介くださり感謝します。
くわしく丁寧なご回答もありがとうございます!

上橋菜穂子さんの「獣の奏者」はオススメです。
(あらすじ)
10歳の少女・エリンは母親との二人暮らしで
母のソヨンは凶暴な生き物である「闘蛇(とうだ)」の世話をしていた。
ある日、その「闘蛇」がいっせいに死んでしまう。
その罪に問われて捕らえられ、ソヨンは処刑されてしまう。

けっして人に馴れない、また馴らしてもいけない獣とともに生きる運命を背負った
エリンの壮大な物語です。

今、NHKの教育テレビでもアニメで放送されています。
とても、「生」などについて考えさせられる物語です。
是非、読んでみてください。

  • 回答者:紗羅 (質問から10時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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TV放送で見た事があります!
原作の本があるとは知らなかったので教えて頂いて嬉しいです。
「生」について考えることは大切ですよね。
読んでみます!いい本を教えてくださりありがとうございます。

「ディケンズ」の
「クリスマスキャロル」です。
毎年、12月になると、でてきます。
あらすじは、どうしようもない
ごうつくばりの主人公が、
クリスマス前夜にあう、3人の
精霊で、人生の行き方はかわるのかどうか。

  • 回答者:たろうべい (質問から8時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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幼い頃に読んだのですが、恥ずかしながらほとんど物語を忘れています。
ちょうどもうすぐクリスマスですし、読み返してみるのもいいですね。
ご回答ありがとうございます!

「坂の上の雲」をお勧めします。
四国松山出身の軍人秋山古好,秋山真之兄弟、俳人正岡子規の3人が近代日本勃興期である明治時代を生きた青春群像の物語です。
著者司馬遼太郎は「戦後、目標や自信を失っていた日本人にたいして、日本の文化、日本人の存在というものは、何も卑下することはないんだ。明治の頃も、その前の日本人にも、見るところがあった」と励ましたと言われています。
リーマンショック以降混迷を深める今日、も一度日本を見直す切っ掛けになればと思います。
合わせて、同趣旨の作品として「竜馬がゆく」もお勧めします。

  • 回答者:sanhon (質問から8時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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「竜馬がゆく」は読んだのですが。「坂の上の雲」は聞いた事すらありませんでした。
明治の頃の日本人ってものすごく日本の事を考えていたんじゃないかなと思います。
司馬氏の言葉も惹かれます。松山はよくいく所なので、この1冊を読んだらまた松山へ行く時の気持ちが変わりそうです。
くわしく丁寧に教えてくださりありがとうございます!

浅田次郎さんの「蒼穹の昴」がお薦めです。

舞台は、清朝末期の中国。
とある寒村出身の、片や地主の息子で科挙にトップ合格した秀才と、
片や極貧にあえいだ末に宦官になって西太后に取り立てられて出世していく
2人の若者を主人公にした小説です。

史実を踏まえ実在の人物も登場し、当時の世相もよく分かって
歴史の中で翻弄される人間像が読ませてくれるのですが、
一番印象的だったのは、生まれ故郷の村にいた際に
主人公2人に与えられた予言の使われ方でした。

今まで予言を外したことがないという老婆の予言通り
2人は出世し冨と栄光を掴んでいくのですが、
物語半ばで、後者に与えた予言は実は大嘘だったと判明します。
極貧の中で飢え死にする運命の子供が哀れで、西太后のお宝を貰えると
嘘の予言を恵んでやったと。
ところが子供はその嘘の予言を心の拠り所にして、死ぬ運命さえも
自分の力で変えて予言を現実にしてしまった…。

そして前者が政治的に失脚し、本人も諦めてその命さえ失われようとする時、
死ぬ運命だった筈の後者が現れて前者を諭した言葉とは。

運命や予言というと他力本願的なのですが、
この小説を読むと、人間の力はそんなものを覆せるほど
大きなものではないかという気がします。
人生に疲れた鴇に無と前向きになれる小説です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から6時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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とても丁寧に詳しくご紹介くださり感謝です!
興味ある西太后の時代と聞いて心が躍りました。

>>運命や予言というと他力本願的なのですが、
この小説を読むと、人間の力はそんなものを覆せるほど
大きなものではないかという気がします。
人生に疲れた鴇に無と前向きになれる小説です。

この言葉とても感動しました。
運命に負けない2人の姿を通して自分の生き方を考えてみたいと思います。
いい1冊を教えてくださりありがとうございます!

視野を広げるという前提ならば、民俗学の本になりますが、

赤松啓介『夜這いの民俗学・夜這いの性愛論』(ちくま学芸文庫)

を一読されることをおすすめします。
視野が広がるどころか、現代日本人が抱く「性」に対するイメージ(というか思い込み)が一気に瓦解すること請け合いです。

この本を読んでしまうと「今の時代は性風俗が乱れている」などとはおかしくて口にできなくなります。
ひいては通俗的な恋愛小説・漫画・ドラマ等を見る目も変わります。

肝心の内容についてですが、質問者様の年齢がわかりませんし、不特定多数の人が閲覧するSooda!の場であからさまに書けるものではありません。
この一文と書名とを合わせて察していただけるとよいかと思います。
(かといって猥褻な本ではありません。学芸書です)
書名に「夜這い」とありますが、扱っている内容はその限りではなく、性民俗・性生活全般になります。

現代社会について考える上で、過去の日本人の生活がどうであったのかを知るのは非常に大切ではないでしょうか。

  • 回答者:匿名 (質問から5時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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この本は何度か目にしたことがあるのですが、読んだ事はありませんでした。
ちくま書房は一風変わった本をよく出版されているイメージがあって、よくどんな本を出しているのか見ていたからかもしれません。
内容の件、いろいろとご配慮くださり感謝いたします。
タイトルだけ見たら卑猥な感じを受けるかもしれませんが、ちくまが出版している本なのでまずそういうのはないですね。
おススメ頂かなければ、たぶん読む機会がなかったと思います。視野を拡げるために、ぜひ拝読してみようと思います。
丁寧なご回答ありがとうございました。

北杜夫さんの「どくとるマンボウ航海記」です。
よく学校で名作などと名前だけは知ってましだが、
学校ですすめるものなど絶対におもしろくないと敬遠してたのですが、
読んでびっくり面白すぎ。
子供のときに読んでいれば絶対に人生観が変わっていたはず。
はちゃめちゃでお気楽な生き方がとっても素敵でした。
ぜひ。

  • 回答者: (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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わたしも本のタイトルだけは何度も目にしてましたが、読んだ事がないです。
なんでもっと早くに読まなかったんだろうと思える本は心にいつまでも残りますよね。
「はちゃめちゃ」「お気楽な生き方」が気になります!
図書館ですぐ借りられると思うので、さっそく借りに行きます。
ありがとうございます!

漫画『あさきゆめみし』
大和和紀さんの作品で、『源氏物語』を漫画化したものです。
平安朝の生活スタイルなどを詳細に調べて、丁寧に書かれていて、絵がとてもきれいです。
『源氏物語』54帖の全体の筋はほぼ原作どおりに書かれていますが出だしは桐壺帝と桐壺更衣の馴れ初めからオリジナルだったり、光源氏と幼い紫の上の出会いや空蝉の結婚の経緯、朝顔の姫君の母の逸話など原作とは、かけ離れた独自のエピソードがあったり、原作のいくつかのエピソードが省略されていることもあるそうです。
それでも、読むのが嫌になるような難しそうな『源氏物語』を読みやすくしているいい作品だと思います。

  • 回答者:葵遥 (質問から4時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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源氏物語は現代語訳されているものをいくつか読んだのですが、おっしゃるように途中で読むのが嫌になりました!
漫画で読むほうが源氏物語の世界観がつかめそうですね。
絵がとてもきれいというのも惹かれます。読んでみたい1冊です。
きれいな本が家の本棚に並んでいると嬉しくなります!
詳しく教えてくださりありがとうございます。

「自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝」です。
上・下巻に分かれています。
読み易い文章です。マンデラ氏がアパルトヘイトと人生を賭けて闘った軌跡に感動し、
又、この方の思考や人間的な成長もご自身の言葉でよく書かれていて、勉強になる
ことがいろいろあります。
厚い本ですが先が気になって止められなくなりました。

  • 回答者:えむ (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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マンデラ氏も長年獄中で大変な人生を歩んでこられた方ですよね。
聞いたりする事はあっても書物に書かれたものを読んだ事はありませんでした。
教えて頂いたこの機会に読んでみたいと思います。
ありがとうございます!

エリック・シュローサー『ファストフードが世界を食いつくす』(草思社)

マ●ドナルドやバー●ーキングなどの世界的なファストフード業界の内情を暴く渾身のノンフィクションです。
内容的には二部構成で、まずファストフード創成期の模様などを詳しく説明し、その後、ファストフードの様々な現場から、進行中の出来事が報告されています。
ハンバーガーに使われている肉が一体どういうものなのか、本書を読むと如実に分かります。(私個人としては、二度と食べるまい!と誓いました)

これは単に一業界の問題にとどまらず、大手アグリビジネスが社会全体に与える影響の深刻さとともに、政治や社会構造自体をどうとらえるかという部分にまで切り込んでいて、非常に読み応えがありました。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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興味深くもあり、読むのが怖いような1冊ですね。
そういえば毎日ハンバーガーを食べるとどうなるかという映画がありましたね。観てないのですが、途中でドクターストップがかかったと聞きました。
知らない世界が拡がりそうな1冊を詳しく紹介頂きありがとうございます。

名作なので読まれたかも分かりませんが
私のお薦めは「風と共に去りぬ」です。
わがままで自分のことしか考えない女性なのに何故か憎めない主人公。
愛する人を求めて貪欲に生きる姿があっぱれです。
説明が下手で申し訳ないです・・

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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中学生くらいの時にTV放送で映画の方は観たことがあるのですが、子供だったのであまり意味がわかりませんでした。
いつか読んでみようと思いながらすっかり忘れてしまっていたので、教えて頂けて嬉しいです。
説明下手なんてことありませんよ~
どこがいいかっていうのは感性なので言葉にするのって難しいですよね。
丁寧なご回答とお気づかい感謝します。ありがとうございます。

ダニエルキースの「アルジャーノンに花束を」です。
実験によって頭が良くされた人の話ですが、人間にとっての幸せとか人間の価値とかを考える深い内容の本です。私は人生の節目に読み返しています。
一家に一冊置いてほしい本です。

  • 回答者:イチオシです (質問から31分後)
  • 1
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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人生の節目に読みたくなる1冊があるって素敵ですね
まだ読んだ事がないので読みます!
ありがとうございました。

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