バラのドライフラワーを作ろうとしたんですが、花びらが取れてしまいました。色も茶色くなってしまって…コツを教えてください。...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

ドライフラワーを作るポイントははっきりいって湿度です。大体40％以下、30％切る湿度でしたらかなり美しくできます。
逆に湿度が高いと茶色くなりやすいです。ですから残念ながらこの時期はドライフラワーには不向きな季節です。できるだけ湿度の低い空調のきいたところならできると思います。ご家庭ではかなり厳しいです。

もし、どうしてもというのでしたら、シリカゲルに埋める方法があります。この方法ですと、ほぼすべての切花でドライフラワーができます。しかもかなり美しいです。ドライフラワー用のシリカゲルはネット等で入手は難しくありません。しかし、量が結構いるのと、湿ったシリカゲルの再利用がちょっと面倒です。

ドライフラワーにすると色はかなり濃い目になります。赤はどす黒くなります。個人的な好みもありますが、私は黄色、オレンジ、薄い桃色をドライにすればきれいだと思います。ただ、薄い色は茶色く変色したとき目立ちます。

なお、ドライフラワーにするにはかなり満開になってからでも、湿度の低いところでは問題なくできます。逆によく咲かせたほうがきれいにできると思います。

ドライフラワーにむく花材も意外に色々あります。以下、ちょっと意外な私のお勧めです。
スイートピー:結構簡単にできます。最近は色をつけたスイートピー(黄色や水色)も多く、それらは色褪せもなく美しく仕上がります。
芍薬:ちょっと時間がかかりますが、ボリュームのあるドライができます。
チューリップ･アルストロメリア：花びらが取れやすいですが、花型がほぼ残って味のあるドライフラワーができます。

上記の花材は出回りピーク時期が冬から春のものばかりです。しかし、ドライフラワーの適期も湿度の低いその時期です。

ドライフラワーは永遠というイメージもありますが、意外に短命です。湿度の高いこの時期ですと普通に飾れば1ヶ月で茶色くなることもあります。日光も天敵です。
しかし、シリカゲルと共に密封など上手く管理すれば10年以上風合いを保つこともできます。

回答者：ぶんた (質問から11時間後)
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この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

すごく詳しく教えてくださってありがとうございます。
今の時期は不向きだったのですね。
バラがきれいに咲いたので（うちのは、黄色とピンクのグラデーションなんです）挑戦してみたのですが、難易度高すぎたみたいです。
せっかくドライフラワーの作り方を色々教えていただいたので、乾燥する時期に別の花で再挑戦したいと思います。
どうもありがとうございました。

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