質問

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バイオエタノールは、ガソリン車にそのまま入れられるということですが、近くでバイオエタノールの給油所が出来たとしたら、利用しますか？

また、単価がガソリンよりも安い場合はどうですか？

質問者：えこ
質問日時：2009-05-22 19:48:53
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回答してくれたみんなへのお礼

ありがとうございました。
単純に考えすぎていたことに気づき、いろいろ自分でも調べてみました。
ブラジルでは、１００％バイオエタノールを使った自動車が走っている・・・ガソリン代は半分になったということですが、自動車代はいくらなんだ？ガソリンエンジンよりも有害物質が排出されるというのは、具体的にどのくらいの量で、じゃあ日本の場合、荒れている山林を整備して伐採した不要部分をバイオエタノールにしたとして、森林が元気になった分と比較してプラスマイナスどうなの？？？
などなど、新たな疑問点やら何やらが浮かんできて、ただ漠然と思っているだけじゃなくて、ここで質問して皆様にご回答いただけて良かったなぁと思っています。
ありがとうございました。

ベスト回答

現行のガソリン車に使えるのはE３　E10等と呼ばれる、ガソリンとの混合燃料。
アルコールの分量も3パーセントとか10パーセントでわずかな物です。
100%のアルコール燃料車は、まったく一から作らないと無理です。
その中間くらいの物で、アルコールを30%くらい混ぜた混合燃料車があり、
ブラジルなので使われていますが、これもガソリン車その物ではなく、専用車としてエンジン等に変更が加えられています。

アルコール燃料はその性質から、同容量のガソリンに比べてかなり熱量が少ないです。つまり同じ１Lでもエネルギー量が少ないわけです。当然燃費も悪いです。
また値段も今のところ大変高いです。補助金なしでガソリンと同等の値段になるにはバイオエタノールの技術革新だけでは無理で、石油の高騰が前提になるでしょう。

とりあえず気付かない程度にこっそり混ぜて売られるのは、もうすぐ始まるかもしれません。

それ以上のことは政策的な動きがないと何とも言えないです。

===補足===
自動車で使えるバイオ燃料には、今のところエタノールとバイオディーゼルがあります。
バイオエタノールはアルコールで、ガソリンに混ぜてガソリンエンジンで利用できます。
バイオディーゼルはなたね油のような植物油ディーゼルエンジンで使えます。こちらも混合燃料が良いと思いますが、100%の植物油が比較的簡単です。
それぞれ良い所も悪い所もありますが、実はそれ以上に政治的な対立があり、バイオエタノールはガソリン車が主流のアメリアで支持され、バイオディーゼルはディーゼル車の多い欧州で支持されています。なぜ対立するのか、どちらが優れているのか説明するのは、かなり大変なので書きませんが、今日本はアメリカの陣営として政治的にトップダウンでバイオエタノールを支持しています。石油業界は大きく反発しましたが、押しきられています。バイオ燃料の新技術開発もバイオエタノールへ誘導されています。さすがに報道まで規制されてはいないので、バイオディーゼル燃料に関する情報がないわけではありませんが。

バイオ燃料に興味があるのでしたら、とりあえずwikiなどを読んでみることを勧めます。化石燃料よりエコで良いと単純に言えない様々な問題が見えてくると思います。

とにかく環境問題は難しいです。
人間には浅知恵しかないことが良く分かります。

回答者：匿名 (質問から43分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

コストを下げられる技術が最近発表されたようです。
でも、燃費悪いんですか・・・

それに、バイオエタノール１００％で使えないなんて。
ううっ、聞いた話が違いすぎます（TT）

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回答

わたしは、様子見で当分利用しません。
安全性の実績と、コストパフォーマンス
が良くなれば、利用します。

※コストパフォーマンス：燃費と単価を総合してです。

回答者：あおい (質問から7日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

回答

現在進められる３％混合のバイオエタノールでは、
既存の自動車に問題なく使えると政府も利用を認めています。

理論上は１０％までの混合なら、
既存のエンジンでは利用できると言われているので、
使いたいと思っています。

回答者：奈津 (質問から7日後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

回答

アメリカのようにトウモロコシが原料なら使いたくないけど、日本の場合はサトウキビなど増産すれば私たちの食生活に影響がないものであれば使うと思います。

回答者：徳明 (質問から15時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

回答

バイオエタノールはいいということばかりがクローズアップされていますが
(たとえばＣＯ2の面において,排出量としてカウントされない)
実際のところ,食物を使って生成している場合が多いので(特に穀物系)バイオエタノールがいいかどうかはわかりませんよね。
実際に近くで給油できたとしても,現段階ではたとえガソリンよりも安かったとしても利用はしないです。
これによって食糧不足が深刻化されては困りますからね。
食物以外のもので安定して供給できるようになればつかう可能性はありますが。

回答者：くろ (質問から5時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

回答

匿名さんのおっしゃっていることが客観的だと思います。
ネット上ではハイオク車にレギュラーガソリンを入れるだけで大丈夫か否かの論争がいつになっても絶えないほどです。
「10円のことでハイオク指定されたクルマに、それを知りつつ購入しながら何ゆえレギュラーを入れるのか？」
などは典型的な主張ですね。
で、このハイオク・レギュラーの差は、ノッキングなどの自動検出で対応している物が多いらしいですが、果たして現行車両でそのモードでバイオエタノールに対応出来るのか？
このあたりの実証・メーカの保証が具体的に出て来ないと、値段如何にかかわらず利用しないと思います。

===補足===
実は私は環境寄与には興味がありまして、問題無く使えるなら使ってみたいという気持ちはあります。
しかし、やはり「ハイオク・レギュラー」や「低粘度オイル0W-20」の是非論争に参加させていただく限り、バイオエタノールのハードルは高い様な気がしてなりません。

もっとも、実はバイオエタノールがガソリンエンジンでスイスイ使える様になると、意外と「ハイオク・レギュラー」や「低粘度オイル0W-20」論争が吹っ飛んでしまう様なブレークスルーがあったりするのかもしれませんね。（笑