私5歳の息子が口にした言葉に感動しました。
「みんなといっしょにあそべなかった。みんなと遊びたい。」
幼稚園から帰ってくる息子に「今日はだれと遊んだの?何して遊んだの?」と聞く私。それに答えた息子の言葉です。
親の私は園での出来事の会話の一歩として軽い気持ちで聞きました。が、息子は悲しそうな顔をして言いました。息子はクラス全員で一緒にあそぶことに喜びを感じ、またそれが当然だと思っているようです。みんなと平等になかよくしたいって思う息子が素直だなって思う反面、うらやましい。大人の世界では、特定の仲間が出来れば、そのまた隣りにそれに対抗するかのように別の仲間ができてしまう。その仲間同士が結びつくこともあり、また反発してしまうこともある。上手く行けば仲間同士はとても良い意見がでて更に強い絆ができるけど、悪い方向へ向かうと両者が非難するようになり相手への勝ち負けを下すため仲間数で競おうと仲間を増やそうとする。いわゆる派閥です。
息子のような考えできないかしらね。本当はみんなと手をつなぎ「輪」になれば「和(平和、なごやか)」ができるのに。大人だって素直な気持ちは みんなでひとつになりたい って事だと思っているはずですよね。