株についてお聞きします。先月あたりからビックカメラが連日ストップ安になっています。どうやら監理銘柄に指定されて事が原因の...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

いずれも上場廃止に関わる銘柄である事を、投資家に呼びかけるために利用されます。

まず整理銘柄について。
これは「上場廃止が決定した銘柄」を指します。
上場廃止の1ヶ月前には整理銘柄入りします。
株を持っている人は、すぐ手放した方が良い銘柄です。
（倒産するわけではないので、記念に持っていてもかまいませんが。）

次に監理銘柄（確認中）について。
これは「上場条件を満たしているか、現在確認している銘柄」を指します。
取引所に上場するには発行株数や時価総額など、いくつかの条件があります。
この条件を満たしているかどうか確認している銘柄という意味です。
例えば、株価が暴落した事で時価総額が条件以下になってしまった会社などが対象になります。
数字的に確認してOK/NGが決まるので、比較的早く決着がつきます。
確認結果がOKなら監理銘柄からはずれますし、NGなら整理銘柄（上場廃止）になります。

最後に監理銘柄（審査中）について。
これは「上場する企業として適切かどうかを、現在審査している銘柄」を指します。
例えば粉飾決算を行った会社の様に、それが上場廃止に値する重要な事件か審査します。
監理銘柄（確認中）とは違い、数字的に判断する事ができないため結構長引きます。
審査結果がOKなら監理銘柄からはずれ、NGなら整理銘柄（上場廃止）になります。

ビックカメラの場合、不動産売買の計上に問題があるので監理銘柄（審査中）になっています。
審査の結果がNGだと上場廃止になるので、売っている人が多いのでしょう。
この会社は個人投資家が多そうですしね。

回答者：あっさっすぃん (質問から35分後)
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