昔眼科で働いていて、先生に聞いた話です。
コンタクトレンズをしていると、いくら技術が進化し酸素透過性が高まったからといっても、裸眼に比べると角膜細胞は酸素不足になり、少しづつ細胞が死んでいきます。
死んだ細胞の場所を補う為別の細胞が大きく成長し、見え方には変わりがありませんので、そのままコンタクトレンズを使用していきます。
ところが補っていた細胞が死んだ時、細胞の大きさが大きすぎて他の細胞では補いきれなくなります。
するとその場所が見えなくなるわけです。
これを治す為には角膜移植しか方法がありません。
これがyumekoさんが聞いたコンタクトレンズ使用の限界 の根拠です。
次にハードとソフトですが、ハードの方が目には良いです。
ソフトは角膜全体を覆います=酸素不足
使い心地が良いので、ゴミが入っても気付きにくく、気付いた時にはかなり角膜が傷ついている状態です。
ソフトはゴミが入りにくいのではなく、気付きにくいのです。
近視が強い方は恐らく乱視も強いだろうと思います。
最近では乱視補正ソフトコンタクトも出ていますが、ハードで慣れたyumekoさんだとソフトの視界に慣れるまで大変かもしれません。
私もハードを使用してますが、ハードだと涙の量は十分なのにソフトだと乾燥してしまい痛くなってきます。
最後にレーシック。
この話を聞いたのはもう15年以上前で今はかなり技術は進歩しているので、一概に当てはまるとは言えませんが、レーシックは角膜を削り視力を補正する技術です。
その当時医療者間ではレーシックの限界は長くて30年位だろうと言われてました。
限界というのは角膜がダメになるという事です。
これを治すには、もちろん角膜移植しかありません。
ここで問題なのは、レーシックの歴史は大変浅く、30年後の症例がまだ無いという事です。
あと10年後に最初にレーシックを受けた人達にトラブルが起こっても、今現在ではわからないという事です。
あなたが60代位だったら問題ないでしょう。
トラブルが起こる頃にはこの世にいないかもしれないからです。
私は化粧の前にコンタクトを着けて外出時はコンタクト、家に戻ったらすぐメガネにしています。
家に居る間はメガネを使っていれば、段々ズレなども気にならなくなってきますよ。
いきなり変えることは大変なので、徐々にメガネに慣れていくことです。
ちなみに白内障は眼球内の病気でコンタクトレンズや角膜とは関係ありません。
白内障を遅らせる為には、目に入る紫外線量を出来るだけ減らす事です。