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マインドマップという、目標や考え方をまとめる記述法(?)がありますが、
本屋さんなどで、よく見かけて、何度となく、立ち読みをするのですが、
自分もやってみたいと思うのですが、どうもとっつきわるくて、
いまだ、取り組めていない状況です。

マインドマップを活用しているという方がいらっしゃいましたら、
どのようなことに活用されているか、何かポイントなどがありましたら、
教えていただきたいと思います。

よろしくお願いします。

  • 質問者:なしだ
  • 質問日時:2009-01-18 19:37:58
  • 0

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わたしも、使ってみてはいるものの、
いまでもやっているのは
部屋のレイアウト替えの手順を計画したり、
(あれとこれをやりたいけれど、普通においたら部屋に入らない、
 どうやったらいい?何を捨てる/買い込む?
 どうやって割り切る?そもそもどれくらいそれをやるんだろう?
 という感じでアイデアを練るときに
 次々頭に浮かんだ単語を書き留めてゆくようにしてつかいます)
とか、
システム手帳のフォームを自作するときに、あれこれと
限られたスペースに機能を詰め込むために、
ためしてみては、問題点を洗い出して、の繰り返しを蓄積する
ときに、
前に描いた絵をもう一度眺めて、枝の重みを再評価したりして、
あらためて検討し直す...
(頭の中で計画したときの重みと、実践したときの利用実績で
そのずれを記録して、先のアイデア練りに使う)
とかです。しょうもないですはい。

何年もまえ、いまとなっては昔の話になりますが、
お仕事のプロジェクトを計画するときに、
手元に今あるリソース、
今明らかになっている問題点(課題)とその解決の見通し、
解決をするためにどこまでリソースがかけられるか...
を洗い出して、プロジェクトが遂行可能か、どんな手順で行うべきか、
どういう事態に陥ったら撤退すべきか...
とかを練るときにもメモ代わりに使ってみたことがあります。
#こっちは、結構、活用できた実感がある。
#でも、あくまで一人ブレーンストーミングのツールとしてです。

でも、結局、必死こいてあれこれ書いているときの使用感はアウトラインプロセッサ(パワーポイントの、あれでおなじみ...要するに、箇条書き)で、問題点を掘り下げてゆく方法と全くかわらない感じです。
#構造としては、似たような物だし。
#単に、私がアウトラインプロセッサでもできる範囲までしかマインドマップもつポテンシャルを生かしきれていないだけの話だと思いますけれど。

ただ、その程度の書き方で書いた物でさえ、
アウトラインプロセッサでは、全部の項目が平板で、
印象が薄くなりがち(だから時間を置いて見返したときキーポイントがどれかわかりにくくなっちゃう)のに対して、
マインドマップでは、書いたときの印象そのものを思い出すスピードがとても速いので、時間が経ってから昔のアイデアを考え直すときに、効率が違うのは、確かです。
だから、特許のアイデア(とくに、いったん没になってしまったもの)を暖めておき、何かのおりにふと再利用するときには、よいのかなぁ...と今になって思っています。(今は、そういう仕事から遠ざかってしまったので使う機会はないです。)

ただ、公式のレポートとして、プロジェクト外の人間に見せるとき、
マインドマップで見せる訳にはいきません。
まるっきり脳の中身をぶちまけた感じなので、
部外者にはどこをとっかかりに見たらいいのかわからない。(ふつう、見た瞬間絶句するです。あまりにぐちゃぐちゃしてるので。って私の絵が悪いだけなのかもしれませんが。それはとりもなおさずわたしの頭の中身自身がぐちゃぐちゃだということです。)
というか、詰問されたときのぐたぐたいい訳そのものがどんと絵になっているので、
見せられた側は、読めば読むほどよけい腹が立つだろうし。

#プロジェクト内部の問題点共有には役立ちます。絶対に。
#でも共有/再利用を本気で考えるなら、UMLのほうが絶対いい。
#後任にプロジェクトを譲るときの資料として、マインドマップのメモと
#UMLの資料では、そのかっこよさが全く違うですし。

プロジェクトのの管理を行う立場にある経営者/出資者に対する
レポートには、アウトラインプロセッサで、(少なくとも見た目が)
スマートにまとまっている形で提供しないと、
たいがいは、おこられてしまいます。
彼らに取っては、問題がどういうぐあいに込み入っているかを完全理解させるための資料(マインドマップはこの用途に最適)ではなくて、今、目の前の問題を解決するために、すぐに何をすればいいかを一瞬で納得させる資料を提供すべきなので。
問題の構成要素を完全理解させる手段として、経営者に見せても恥ずかしくないものとしてはUMLとかありますが、(これなら、書式が厳密なので、一部を見ても、その範囲でとりあえず理解できる。)悲しいかなUMLを読み書きできる経営者(だけでなくて、現場の技術者でさえも)が本当に皆無といっていいほどなので、そういう幸せなプロジェクトをまかされたときしか使えません。

マインドマップなら、読み書きのテクニックという点で敷居がぐんと低いので、
ちょっとためしてみる感じで始めるのに最適だと思います。

===補足===
マインドマップも、問題点を解決した後に改めて清書すれば、
十分に見られる(見せられる)ものにできます。
絵心があれば、息をのむような芸術的な物さえ作れるようで、
(よくマインドマップの本に出てますよね?)
それはすごいです。
先の文章の書きぶりは、たまたま私が、
マインドマップは、検討過程専用、
どうせ報告のために清書するなら、マインドマップではなくて見栄えのいい書式(読解に説明のいらない一般的な表現方法)の物にするという方針でやってきただけのことですので、
#だから手元の絵はぐちゃぐちゃの物しかありっこないので、
あんな書き方になってしまいました。
誤解のないように願います。

  • 回答者:とはいえ気負わずにどうぞ (質問から16時間後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

詳しく回答をしていただいて、本当にありがとうございます。
最近、仕事でUMLを使うようになっていて、まさか、マインドマップの質問の回答に出てくるとは、思っていなかったので、びっくりです。まさに、目から鱗です。w
仕事でも使えるし、自分のちょっとした考え事でも使えるという、
幅広い使用ができるんですね。ちょっとイメージが違いました。

実際に本を買って、気負わずに、適当にはじめてしまおうと思います。
ありがとうございました!

こんにちは。雅と申します。業務や、自分の目標達成のための計画作りに、マインド・マップを時々使っていますので、参考になればと思い、回答させて頂きます。

基本的に、マインドマップははじめに書いてみると、いくら本の通りにルールに従っても、きれいなマップはできません。これは、日本人には特にありがちなのかもしれませんが、「単語単位で表現していくというプロセスになれていない」、「YesかNo、若しくは代替案を出すのに慣れていない」というのも、理由のひとつにあるかもしれませんね。
書いていて、何の分類もされていない様であれば、諦めずに前向きに、「書き直す」のがとっても大事です。マインド・マップは、辛い時も、楽しい時も、前向きに、お絵かきを楽しむかのように、意識して作成しなくてはならないと思います。

マインド・マップとは・・・
マインド・マッピング・プロセスは、4つの全ての領域を刺激してユニークなマップを製作するようにします。マインドマップは、思考のすべての過程を包含るするように、論理、線、数、ことば、リスト、リズム、色、想像力を用いて内容を充実させます。
全て脳機能の使用は、脳に強力な印象を残します。

さて、私の実用方法ですが、業務と、プライベートとに分けてポイントが異なります。
①-1業務用: チーム内でのグループディスカッション
①-2業務用: 自己のタスク管理とアイデア・問題点の記憶

①-1は、分かりやすいと思います。チームでのディスカッションは、ブレストなどの際に       利用します。「WBSの作成に使う」という意見もあるようですが、マインド・マッ       プはガント・チャートとは違います。
       MECE(もれなく余りなく)というわけにもいきません。作り方次第ですが、私は
       マインド・マップの有用性は、課題や計画の洗い出し、練り直し、新しい視点
       の発見という所にあると思うので、そういった場面のみに使っています。
       このとき、注意しているのが、
       ①マインド・マップを書く人を一人にして、一貫性のある絵を描いてもらうこと.
②良い点、悪い点などだけではなく、出来るだけ沢山(7つ程度)のブランチを
        描くこと。これは、発想の柔軟性をチームに促す重要なポイントになります

①-2も、分かりやすいと思います。チームでのマインド・マップとの違いは、自分一人
       で作成するため、かなり他人には分かりにくいものになっているということ。
       それから、自分の好み、決断という場面がそこに浮き出てくるので、二者択一
       のブランチが多くなる傾向があるということだと思います。
       注意しているのは、
       ①マインド・マップは前向きに考えながら書くこと
②人に判別されたくない情報はカラーなどで区別させること。
ぐらいでしょうか・・・

②-1個人用: 将来への自己投資の選択肢選び
②-2個人用: ダイエットをする事への抵抗感の軽減のため(笑)

②-1は、数年(3~4年)ぐらいのスパンで自分の将来目標を立てています。
       目標は年々少しずつ変わるので、随時書き直しています。ここでも、自分の
       仕事や、事情に振り回されず、自由な発想を持って、枝を描いていきます。
       漠然とした思いだったのが、少しずつ見えてくる気がすると、その準備にも弾
       みがつきます。

②-2は、「嫌なこと」・「苦手なこと」を、いかに正当化して前向きに考えるか?というの
       を、自分のためにやっています。ダイエットは過酷で日々の苦労が耐えない
       ですが、「客観的な視点」に立ち、そこにある問題点や、ダイエットをする事
       についての利点について書き、自分を奮い立たせています。
       これも、ダイエットの進行により内容を修正したり、ブランチを書き足したりして
       います。

マインド・マップには、BOI(Basic Ordering Idea)という、最初に伸びる太い枝、つまりキー・コンセプトが必須で、これによりマインド・マップの成果も変わってきます。BOIが見つけられないときには、

1.どんな知識が要求されているか。
2.本にするとしたら、章にどんな見出しをつけるか。
3.具体的な目的は何か
4.7つの重要な項目は何か。
5.根本的な疑問は何か。(「なぜ」「何を」「どこで」「だれが」「どうやって」「どれを」「いつ」などが、大きなブランチとしてうまく機能することが多い。)
6.こうしたものを含む、より大きな項目は何か。

といったことを考慮すると良いと言われています。それでも見つからない時には、小さなマインド・マップをいっぱい書いて、それらの小さなブランチの中からヒントを見つけ出します。最初は戸惑いますが、何度も書き直すつもりで初めてみてください。

長々となりましたが、マインド・マップは、思考能力を高め、創造性を広げる、楽しいツールです。人生は箇条書きの様には行きませんよね。ビジュアルも、ダイナミックで動的なので、書きなれて来さえすれば、楽しい作業になるはずです。
ただ、全ての行いや意思決定について有効ではないと思っておくべきだとは思います。
また、必要な知識を、本などから読んで、一度はしっかりと理解しておくのが、キレイな
マインド・マップへの王道だと思います。

是非、マインド・マップで脳の視野を広げて楽しくなってみてください!!

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

非常に詳しく答えていただき、本当にありがとうございます!
プライベートでだけ、使うものかと思っていましたが、
仕事でも使われているんですね。すばらしいです。

かなりやる気になることができました。
ありがとうございます。
今度こそ、本を買って、はじめてみようと思いました。

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