あり過ぎてあり過ぎて、回答に困ってしまうのですが、先月観た30本強の作品の中から、既に3回観た(Last5分は100回は観た)、兎に角素晴らしい作品をご紹介しましょう。
「殺しが静かにやって来る」
主演:ジャン=ルイ・トランティニャン、クラウス・キンスキー
監督:セルジオ・コルブッチ
以下、私が某Siteに投稿したReviewを転記します。
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荒涼とした雪景色に恐ろしくMatchしたEnding
観た後、空恐ろしくなるという言葉がピッタリ当て嵌まってしまうマカロニである。
巷の噂や他の方のReviewを読んで、大体予想はついていたが、それにしても強烈ですね、このLastは。
又、エンニオ・モリコーネのThema曲が異常に哀愁を帯びていて、『こりゃLast SceneをImageして書き上げたんだろうなぁ』と思ってます。
Last5分だけで30回は再生しているので、当分、脳裏に残ってしまうでしょう。
私はコルブッチ作品では巷の評判は良くないが「スペシャリスト」も好きで(「続・荒野の用心棒」はまぁまぁ)、この「殺しが~」でもジャン=ルイ・トランティニャンが
ジョニー・アリディ並みにカッコ良いんだろうなぁと思っていたら、『いやいや、ジャンよりもクラウス・キンスキーの映画だ』って考えを訂正しました。
完全に食ってますね、脇役が主役を。
あのパツキンにギョロメでモーゼル・ミリタリーを拾い上げる姿は最高です。
マカロニ史上、最もカッコ良いワルでしょう。
StoryはマカロニによくあるPattern(要は復讐もの)で然程新味はありませんが、役者の魅力とこの作品の持つ独特の雰囲気(これもジャンとクラウスの存在の賜物か?)、そして白銀の世界で繰り広げられるGun Play(AcrobaticなAction Sceneはマカロニにしては少ない)プラス何度も言うようだが、強烈なLast。
これだけで、マカロニFanなら買う価値ありです。
DVD特典映像のもう一つのEndingは駄目です。必要なし。
特典映像でコルブッチ未亡人がAmerica用に撮ったんだと話しておりましたが、あんなEnding、Americaで受けたんでしょうか?不思議です。
-------------------------------------------------------------------以上です。
是非ご観賞を!何ならDVDをお貸しします!!