あります。とても嫌なものでした。
会社で定例の会議の時、必ず「要望」を言う時間というものがあるのです。
まだみんながそろう少し前に、給料明細を可愛がってくれていた先輩に見せてこれはひどいし、社長に後で言いにいこうと思うんですがダメっていわれるでしょうか?みたいなことを言っていました。
というのも、入りたての時で見習い期間の給料を約束でははじめの月だけ1/3という条件だったのが、初月はなんと4500円。4千5百円です。4万のまちがいじゃないです。
次の月は入社時に約束であったものの半分しかないのです。
そのふたつを見て2人でああだこうだ言い方を考えていたら、その先輩はみんなの前で言うとみんなの給料の文句もでてくるから願いが通らなくなるのであとで社長室に行き話すほうが良い、ついていってあげると言ってくれました。
私も会社の感じからそれで行こうと思いました。
その時、その場で聞き耳をたてていたオジサン社員が
「それはひどい!みんながついてるからここで言いなさい。味方になってやる」というので
なんとなくひとりで言うのも怖いというのがありそうしました。
ところが・・いざ社長が来て、要望を言う時がきたら
私は安心して言ったのですが、社長はしぶり顔。
そこでチラッとオジサンを見たら、いきなり
「そういうことをいうもんじゃない!生意気な!」と言いました。
あっけにとられ、先輩のほうを見ると先輩は目を伏せて知らん顔。
私も中途半端に気が弱くなまじ頼ろうとしたのがいけないのですが、
このときほど人のいやらしさを見たことはなかったです。
言えないならそれでいい。だけどそれなら味方するとか言わないでほしかったのです。
これが本性ですね。
人間不信になりました。