インド洋での海上給油活動自体が如何わしい物と思っているので
十分に議論を重ねる事に賛成です。
軽油の仕入れ先のバーレーンの製油所はアメリカの大手石油会社
「シェブロン」の息がかかった所です。
このシェブロンはライス国務長官がかつて役員をしていた会社。
ここから日本の商社2社がかんで軽油を仕入れているわけですが、
自衛官の内部告発によりその内の1社は山田洋行であることが
濃厚となっています。
しかもこの日本の商社とは6年間の随意契約で言値での買い取りです。
防衛省の公式コメントでは仕入れ先も仕入れ値段も海上給油の給油量も
開示できないという訳の分からない活動には疑問を感じます。
総額の金額は公表されており32万2千キロリットルの補給を
行っている段階で約121億円、単純計算でリッター37円。
この金額を大手商社の燃料部にぶつけると保険料や洋上給油のための
運賃や手数料込みの値段でも20円台で仕入れられるとの事・・・・。
リッター10円以上高い値段で買わされているわけで、この差額は
どこに消えているんでしょうか?
ブッシュ親子自体が石油資本べったりの体質ですし、海上給油に関わる
大元の売り元と日本の2社に確実にお金が落ちるスキームがあるわけです。
テロ対策の名の下の不透明な海上ガソリンスタンドはいかがわしすぎます。
役人に良いようにされている与党も野党もしっかりして欲しいです。