私の子供たちの通う小学校には、名札はありませんでした。
それによって困った、というお話は聞いたことがありませんでした。
学校の規模にもよるのだと思います。
子供の通っていた学校は一学年一クラスで、高校まで併設されているのですが、
上級生は下級生の面倒を良く見ていました。
都会にある学校なので、個人情報の流失には特に厳しく、安全面にも厳格であり、校門には守衛さんが常に数人いました。校内に入るときは、入校証が必要でした。以前の名札をつけていたときには、帰宅途中の道で知らない人から名前を呼ばれて、知り合いかと思い気を許した隙に危ない目にあいそうになった児童が何人か出ました。そのような事もあり、学校外では、人の目に付くところには、自分の名前を書かないようにするようになりました。
ただ、事故に巻き込まれたときのために、ポケットなどに身分証明書を携帯していました。
登下校の途中の商店などは、出来るだけ利用して、顔と名前を覚えてもらうようにしていましたので、何か危険な事があったら大声を上げて、知っているお店に逃げ込むように教えていました。
大変残念なことですが、都心の現状は、ここ数年で激変し、自分の情報を表に出さない教育をしなければならない状態になっております。