全国各地を転勤している者です。
子供のころに東京にいたときに私はこう習いました。
朝のクモは殺してはいけないといわれるのは、
「クモの糸」という話が元になっています。
大悪党が地獄に落ちます。
その後、天国に召されたおじいさんが仏様にお願いするのです。
「私はあの人に助けられたことがあるんです。助けてあげてください」
そこで、仏様は地獄に向かって翌日「早朝に」クモの糸をたらします。
これを伝っていけば天国へいけるとわかった大悪党は上ります。
しかし他の地獄にいる人々も同様にのぼり始めます。
クモの糸は細く頼りないので大人数昇ると切れます。
大悪党は自分だけ助かりたい一心で、クモの糸を途中で切ってしまいます。
自分だけよければいいと思うその浅ましさをみた仏様は
大悪党もろともクモの糸を切ってしまうのです。
というわけで、朝のクモは「神様の使い」と考えられているのです。
だから朝のクモは殺しちゃいけないんですね。