中国が沖縄を侵略する最大の障害はアメリカ軍基地、次いで自衛隊です。
私が中国の高官なら
A.沖縄県民にアメリカ軍への強い反感を持たせる。
B.沖縄県民に自衛隊への強い反感を持たせる。
をまず目標にします。
アメリカ軍に反感を持ってもらうには、当のアメリカ軍に犯罪や事故・住民への大きな迷惑行為をくり返してもらわなくてはなりません。そこで
①アメリカ軍関係者に、日本人を馬鹿にする雰囲気を作り上げる
②犯罪を犯したアメリカ兵も軽い処罰にし、「日本で犯罪を犯しても大した事ないや」という印象を与える
③基地の騒音被害などを、わざと改善させないよう仕向ける
④沖縄県民の被害を、日本本土ではなるべく報道させない
⑤犯罪・事故の賠償金はできるだけ払わない、やむを得ず払う場合も極力値切る
等です。
例えば③の騒音被害はソーダでも指摘されている様に深刻です。
http://www.city.ginowan.okinawa.jp/pageRedirect.php?url=/2556/2581/2582/13946/36934.html
宜野湾(ぎのわん)市役所の基地交渉課のサイトより
・3ヶ月ほど前にテレビを買い換え、地デジ放送になったが、飛行機やヘリ(軍用機)が上空を飛ぶたびにテレビがちらつき、「受信できません」と表示されて画面に映らなくなる。
・今夜の10時35分ですが、日が暮れてからひっきりなしに米軍機、ヘリコプターが屋根の上をすれすれに飛行して寝ることもできないし、テレビも画像が乱れて見ることができないし、襖もガタガタするし、大変です。何とか止めさせるようにして下さい。
・飛行機の音が本当にうるさいです。テレビの音もよく聞こえないです。
・最近、夕方及び夜間のヘリ飛行騒音が多いと思う。ヘリ飛行時には、窓を開けた状態ではテレビの音声はおろか通話も出来ない。22:45分頃にも上空を飛行。本当にうるさい。
・1時間前から飛行場の爆音、飛行機のエンジン音がもの凄くうるさいです。テレビの音も全然聞こえないですよ。
・昨年10月に地上デジタルテレビを購入したが、昼夜を問わず、米軍機が飛行するたびにテレビ画面がブロック状に変形し、映像が見れない。
・今朝9時頃から、普天間飛行場の航空機がうるさい。ジェット機や固定翼機が上空を旋回している。3分おきに自宅の100メートル上空を飛ぶので、騒音が激しく沖尚(沖縄尚学高校)が出場する甲子園の決勝戦も見られなかった。
・1年前に地上デジタルテレビを買ったが、米軍機ヘリコプターが住宅の上空を飛行する度にテレビ画面が消える。ひどい時には3分おきにヘリコプターが飛んできて、その都度、画面が消える状態が30分ほど続く時もある。
・今も軍用機が飛行しているが、その度に地上デジタルテレビの画面が2~3秒程度切れてしまう。テレビ録画しているときにも画面が切れてしまうので録画にならない。どの米軍機が飛行しても同じような状況である。
・地デジ受信被害の新聞記事をみて宜野湾市外居住だが電話しました。浦添市安波茶に住んでいるが米軍機が頻繁に自宅上空を通過し、その度にTVの画面が乱れる。1年程前に地上デジタルTVに買い換えたが当初から同様の現象はあった。酷いときは約30分くらい画面が真っ暗になる。宜野湾市外でも米軍機飛行による地デジ放送受信被害が実態としてあることを知らせたくて連絡しました。
・大山に住んでいるが、ヘリコプターが飛んでくるたびに、テレビが真っ暗になる。「信号がとどいていません」との表示になる。せっかく高い買い物をしたのにどうにかして頂きたい。
・・・・・テレビに関係ある苦情の一部です。ご覧になればお分かりのように似たような苦情は延々と続き、テレビに関係ない苦情も沢山あります。
例
・もう本当に飛行機の音がうるさいです。11時前だというのに寝られません・・・
★これらをわざと是正しない様に、アメリカ軍を誘導します。具体的にはスパイを日本人に変装させ基地の近くに住まわせ、「うちは基地のすぐ側にあるけど、騒音被害なんて余りないですよ」といったウソの投稿や意見を届けたりします。
また自衛隊は旧日本軍とは直接関係はありません。しかしスパイを使って旧日本軍の悪い点を誇張して住民にばらまき、それから自衛隊と旧日本軍が同じあると錯覚するような意見も流します。
そうすると住民はアメリカ軍・自衛隊に好意を持ちにくくなります。実際に中国が沖縄を侵略する際には、アメリカ軍・自衛隊の指示に従わない者も出るでしょうし侵略しやすくなります。
これを防ぐには何よりも当のアメリカ軍が姿勢を変えることです。例えば騒音に関しては、規制されているはずの夜間や早朝の訓練だけでも止め、周辺住民を苦しめないことが不可欠です。
===補足===
そうですね、お人よし過ぎるかもしれません。本来は住宅地に隣接する基地では、全面禁止にしてもらいたいです。
ただ周辺住民は、国に夜間飛行の差し止め等の訴訟を起こしましたが、新嘉手納爆音訴訟の控訴審判決(2009年2月)では国に賠償を命じたものの、飛行差し止めは国の支配が及ばない第三者の行為と請求を退けました。
普天間爆音訴訟の控訴審判決(2010年7月)でも賠償が命じられたものの、差し止めは同様に請求を棄却しました。結局、根本的な解決には至っていません。
日本には在日アメリカ軍に対する裁判権はなく、アメリカ軍相手に裁判を起こしても門限払いになるだけです。この点が一番の問題です。
ですから実行可能な夜間や早朝の訓練だけでも止めてもらうのが、まあ無難ではないかと思います。