妖館の住人------------。
あの手紙の主が、双熾だと分かり、謝罪された凛々蝶。
彼女から送られた手紙は大切にすべて保管してあると、双熾は、凛々蝶が処分してもいいと手紙を差し出す。
だが、その手紙は『彼』に宛てたもの。
好きにすればいいと言うと、泣きそうな顔をして微笑んだ双熾。
その顔を見て、凛々蝶もある決意を固めるのだった------。
さぁて、ようやく引っ張ってきたふたりの関係も前回明かされ、納得できる双熾の態度が腑に落ちたわけで。
こうなるとラストはコーヒータイムだけ!!
と思えば、話はそれだけではないようで。
小太郎が今日はお手伝いの日でもないのに、妖館へやってきたよう。
父に用事でもないようだけど・・・。
何か深刻そうな小太郎を、一反木綿に変化し、連勝は話が出来る場所まで飛ぶことに。
子供ながらしっかり者の小太郎はそんな連勝に、こんなに簡単に変化して、見つかったらどうするのかとか、不用意に変化を解くなと説教。
でも、話はそんな事ではなく。
小太郎の悩み相談を聞くと・・・。
生まれ代わりと、始祖の記憶を持つ事もある先祖返りは何が違うのか?
河童の先祖返りの河住の話を聞いてそう思ったと言う小太郎の悩みに、難しいことを考えているなぁと、返事に困る連勝。
父は死んだらまた生まれ変わるのか。
母と違う人と結婚して、自分と違う子供を儲けるのか。
「じゃぁ、タイムカプセルを埋めよう!!」
発言も提案も唐突な残夏。
そこで、来世の河住に向けて手紙を書けばいいのではと言い出す残夏。
お母さん以外の人と結婚しないでと書けばいいとそそのかしたのだ。
どうやら残夏には何か考えがあるようだけど・・・何か不安を感じるよね(^^;)
そこで、仲間を集めようということで、卍里とかるたに声をかけると・・・。
かるたは来世の卍里宛てに手紙を書くと言い出し、俄然やる気の卍里。
では、かるたは来世はどうなっていて欲しいのか?
「私は中華まんになりたい!!」
わはは!!
ついに食べ物になる発言ですか(><)
中華まんの中の具はステキなもので満たされているからだってさ♪
さて、穴掘りは連勝の仕事。
見守る野ばらと小太郎。
連勝は思わず親子みたいだと言ってしまう。
「たれ目な所が」
あぁ。
まさに自滅。
自分が掘った穴に自分が入れられてるし(><)
でも、ここは掘っていい場所だったのか?
そこへやってきたのは・・・コンシェルジュの猫月さん!!
死を覚悟した残夏と連勝ですが・・・。
どうやら彼もタイムカプセルに参加したかったようで、自分宛の手紙をそっと連勝に渡し、顔を覆って去って行ってしまうのでした(^^)
「可憐だ」(わはは)
そこで、今度は凛々蝶を誘う連勝。
「ついで」に参加してやろうと言い出す凛々蝶。
これからはもう少し積極的に他人と関わるつもりだと、しどろもどろに告白する凛々蝶。
でも、やっぱり悪態はついてしまうかもしれないと前置きする凛々蝶の頭をなで、いいぞと受け止める連勝。
「ふん、後悔しても知らんからな」
「おう、かかってこいや」
って、連勝もいい男すぎる~~~♪
さて、落としてしまったメロンの代わりに、差し入れを持って双熾の元を訪ねる凛々蝶。
でも、そのメロン、どうやらしっかり保存されてるようで(^^;)
今回の差し入れも、昼休みに買いに行ったと聞き、そんな危険を犯してまで・・・と、泣きそうになる双熾は、厳重に保存するんだって。
食べろっつーの(><)
でも、よかった。
いつもの双熾の鬱陶しいまでの世話焼きと、凛々蝶ラブが戻って来たようで。
庭に出るという凛々蝶が、無理やり巻き込まれているのではないのかと心配する双熾。
そうではないと告げると、自分も後で行くと笑顔を見せる双熾。
どうやら彼もタイムカプセルに参加してくれるよう。
残夏に言われた、他人ともっとかかわれと言う言葉。
先ほど連勝には「変わった」と言われた。
ここには一人になるために来たのに、関わって行こうと思えた。
この人たちと。
彼に出会って------。
「変わりたい。
傷つけるかもしれない、傷つけられるかもしれない。
でも、もうひとりになって逃げるのはやめるんだ。
もっとちゃんとした自分になって、御狐神くんの傍に居たいんだ-------!!」
タイムカプセルの中身は?
分からないから、さしあたって近くの自分へ向けて書いたという凛々蝶。
そこへやってきた河住。
来世の父に向けて手紙を書こうとしているのだが、何もかけないという小太郎。
だが、河住は言う。
それは本当に父なのかと。
小太郎の父で、母ちゃんと一緒の父が河住なのだ。
見知らぬ他人に宛てた手紙なんてかけるはずがないと笑う河住。
父ちゃんやるときゃやるぜ♪
「僕のお父さんは、お父さんだけだね」
問題が解決した小太郎に、大満足の残夏。
あら、案外残夏ってばおせっかいさん♪
笑い方はキモいけど(わはは)
そこへやってきたあゆむに穴を咎められるも、ちのの天然さも相まって、掘ってしまったものは仕方ないと許してくれたよう。
みんなの手紙を入れて封をしようとしたのだが・・・。
まだ双熾の手紙がまだなのだ。
だがその時、連勝が手にしたのは、双熾宛ての手紙!!
そう、凛々蝶ってば、差し入れに同封した手紙と、タイムカプセルに入れる決意の手紙を間違えてしまったのだ!!
奇声をあげてすぐさま双熾へ電話をかける凛々蝶。
「手紙を読むな」
「---------読みました」
---------!!
切れた電話。
落ち込む凛々蝶。
どうみても両想いなのに、心配するなと連勝は言うけど。
でも、双熾のは敬愛かもしれない。
別に恋人になりたいとかそういうのではない。
変わりたい。
そう思えた、その勇気をもらえた。
その感謝を少しでも双熾に返したいから。
その時、双熾から電話がかかってきて、あの手紙に深い意味はないと言ってしまう凛々蝶。
だが、それを分かっているという双熾。
それでも自分を傍においてくれるだけでいいと。
「これ以上のしあわせはありません」
更なるしあわせを望んではいないが、でも、思うことは自由だと、自嘲気味に言う双熾。
「そうか、御狐神くんは、自分の事がキライなのか・・・」
自分の事がキライな凛々蝶には分かる。
でも、変わろうと思えたのだ。
その勇気を双熾がくれたのだから!!
だから、今度はそれを双熾に返す番なのだ!!
迎えに来てくれた双熾を前に、足が震える凛々蝶。
だが、勇気を振り絞って告げる。
「好き----------!!
君が、自分の事を好きになれなくても、僕は-----好き!!
好き・・・!!」
一生懸命告げたその想いに答えてくれる双熾。
ぎゅっと力強く凛々蝶を抱きしめ、彼もまた想いを告げる。
「凛々蝶さま、愛してます!!
愛してます!!」
その言葉にほっとして涙を流す凛々蝶。
するとそこへ子供達が!!
やらしいことをしてるとはやし立てるので、離れろと命じるのだが、今の忠犬はそんなことを気にしない。
主人への愛だけなのだ。
あの手紙を読んで勘違いしてはダメだと自分を律したという双熾。
「本当はね、死ぬほど嬉しかったのです------------」
そして、恥ずかしがる凛々蝶を黙らせるキスを仕掛けるのだった・・・。
って、分かっていたけど、以外と積極的タイプだよね。
OPが流れてくる演出はいかにも最終回で盛り上がる♪
夏服に衣替えの凛々蝶たち。
アイス食べるって言うかるたの手にはソフトクリームが!!
蜻蛉が帰宅!!
でも、今日はみんなで海へ!!
凛々蝶とデートも楽しんでるようだし♪
今までと違うのは、照れて下を向いてしまっても、もう一度顔を上げ、双熾に笑顔を返せるようになったこと。
今日は双熾の部屋へ。
そこで双熾にお茶を入れてもらう凛々蝶。
トイレを借りたいという凛々蝶は、間違って、引き伸ばしたデカイサイズの自分の写真コレクションが貼られた部屋に入ってしまったのだ!!
「見てしまいましたね」
あ、双熾のめがねが光ってる(><)
それでも好きだといってくれましたよねと詰め寄る双熾に引き気味の凛々蝶。
「こんな君だとは聞いてない!!」(わはは)
そして、極甘タイムを過ごすふたり。
ソファーに寝転んで、ふたりで手を繋ぐ。
わお!!
そして、願いがあるという双熾。
「今だけで、嘘でいいんです」
と前置きして、彼が言ったのは・・・。
「子供が欲しい、家族が」
「そうか・・・」
孤独な過去を知っている、そして自分と同じ思いを抱えるふたりだから分かる気持ち。
だから、ここだけのごまかしのような言葉で返事をしたくないと返す凛々蝶。
これからの事はふたりで考えようと。
時間は重み。
お互いが紡いできた時間。
これからはふたりで紡ぐ、長い長い時間を---------!!