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日銀(中央銀行)の政策金利について質問です。

ここ昨今の金融市場の混乱がありますが、日銀はここ数ヶ月は全会一致で政策金利の維持(0.5%)を決定しています。利上げしないのは、株式市場の低迷などで利上げするとより冷え込ませるから、利下げしないのはインフレ抑制が効かなくなるから、などの理由をかんがえています(つまり、利上げ・利下げともどっちにも動けない)。

そこで、みなさんに質問です。日銀は政策金利を今後どうすると思いますか?(1)ここ数ヶ月から1年の間、と、(2)ここ3年から5年の間、について(つまり短期的と中長期的)に見てどう推移すると推測するか、あなたの考え方を教えてください。

ちなみに私はこんな風に思っています。
(1)短期的:たぶん政策金利は維持し続ける。理由は上記の通りです。下げようにも、上げようにも、どっちにも動きにくい。
(2)中長期的:やはりほぼ現状の金利を維持、または少しだけ上げる可能性あり(といっても最大1.0%くらいまで)。金融市場の混乱は、これから1、2年は続くと思いますが、3年くらい以降は徐々に回復基調に向かうと予想します。そこで、利上げする余地が出てくると思います。ただし、あまり利上げする理由がないとも思います。理由は、物価上昇が意外と大きくないと思われるので。
(物価上昇が大きくないと思う理由)政府からの輸入小麦の卸売り価格が上昇を続けており需要家(日本の食品メーカー)は小売価格に転嫁して小麦製品の価格が上がっていますが、先物価格はむしろ下落しています。1年くらい経てば、政府の卸売り価格は下がると思っています。また、原油や鉱物資源も同様です。先物価格は、ピークより下落しています。なので、(タイムラグがありますが)最終製品の自動車や電気製品などは、もうこれ以上価格上昇しないのでは、と思っています。

繰り返しになりますが、みなさまの短期的・中長期的な日銀の政策金利の見通し(できれば予想利率も)をお教えください。

  • 質問者:BoJ
  • 質問日時:2008-09-19 12:39:34
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現状の利上げも利下げもできない状況は長く続いていくと考えられますが、やはり鍵となるのはFRBの対応ではないかと思います。
日本単独での利幅変更はあまり意味がないように考えられますし。アメリカの対応に追従していく方向だと考えます。

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やはり、FRBの金利ポリシーに左右されるのでしょうか。

本来、各国の中央銀行は国内の景気とインフレ率を点検し、それらの経済指標を元に金利政策を決めるべき(他国の政策金利に左右されない)だと思いますが、やはり外交的配慮はなされるのでしょうね。

私は住宅ローンを約1億円かかえているので、金利は低ければ低いほどいいです。
FRBが利下げに踏み切ったら、程度問題ですが、日銀も引き下げるでしょう。独歩上げはないと断言できます。
ゼロ金利の再来を期待しています。

マイナス金利でも大歓迎です。さすがにそれはないでしょうけど。

  • 回答者:お助けマン (質問から3時間後)
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住宅ローンは変動金利性ですか?だとすれば、金利引下げは嬉しいでしょうね。

しかし、ゼロ金利は、ほぼ現実考えにくいです。足元の物価上昇が顕在化している以上、金利を下げる根拠がないからです(中央銀行の最大の問題のひとつはインフレ抑制です)。数ヶ月後に、原油・鉄鋼石・輸入食材を含むあらゆる資源が現状かまたはそれ以下の価格に低下し、さらに本邦景気が相変わらず本当に不振ならば、利下げするかも知れませんね。これも少し考えにくいですが。

(1)短期的:現状維持です。
(2)中長期的:FRBの利上げ後に追随利上げすると思います。

万一国内の内需拡大がうまくいっても
アメリカに対する目配りは変わらないと思います。

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ありがとうございます。

短期、中長期とも妥当なご意見だと思います。まずは、FRBの政策金利の変更でしょうね。それも、FRBはいつ利上げするか不透明です。さらに、FRBの利上げは行われても、日銀はそれに連動して利上げするかも不透明です。中長期後も、相変わらず本邦景気が停滞していて、かつインフレがある程度抑制されているならば、利上げの根拠は薄く利上げできないでしょうね。まあ、5年後くらい後は、ある程度景気回復して、また新興国を中心に資源高が再び到来して、本邦物価も上昇すると想像するのは難くないですが。

金融市場の混乱に原油価格、不安定な為替相場、国内消費活動の低迷、世界的な景気冷え込み・・・

(1)何かしらの指標が変化すると敏感に反応してしまう状況ではありますので、
比較的金融まわりが他の国と比べて安定している日本においては、
短期的には日銀があえて金利を変えることはしないでしょう。

今までの利上げは、どちらかというと海外との金利差を縮める狙いが
大きかったと思われますので、各国が利下げをすることで日銀の
しての目標が達成できるように思います。


(2)中長期的となると、本当に不透明ですね。

金利をあげると、ドル離れ=過度な円高になる可能性があるので、
米国の金利上昇待ちになるかと。。

楽観的な予測で考えると0.75~1.0%の範囲かと。

消費者の消費「意欲」にかかっているんじゃないですかね。
貯金をジャブジャブ使えるような状況が生まれれば、簡単に4~5%は
行きそうですよね。老後の心配がなくなる世の中が来ればいいんですが(笑)

  • 回答者:hi (質問から2時間後)
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(1)短期的には日銀の政策金利の変更がないというのは、ほぼ同感です。
(2)中長期的だと不透明という意見も同感です。僅かに利上げの可能性(0.75~1.0%)を示唆されていますね。これも、ほぼ同感です。

消費者の意欲を生じる状況を示唆されていますが、これはアクセルとブレーキの両方の材料があり、よく分かりません。アクセルは、株式取引における利益の税額控除、最低賃金の引き上げ、インフレ懸念の更なる顕在化(つまり、インフレがはっきり個人レベルで理解できる状態なら、できるだけ早くお金をモノに変えようとする動き)、などが考えられます。ブレーキは、景気回復しても賃金向上までにタイムラグがあるということ、消費税増税により消費を冷やす政策が実施されること、などが考えられます。

質問者の言われるように
現状を鑑みるに
上にも下にも誘導できない(許されない?)
膠着状況下に有ると思います。

現状レートの維持だと思います。

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早速のご回答ありがとうございます。

やはり、

(1)短期的(1年以内):0.5%
(2)中長期的(3年から5年以上):やはり0.5%

と、期間を問わず維持と考えているのでしょうか。

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