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幕内力士にはこんな:毛色の変わった力士もいるんです。どのように感じますか?

これは秋場所、残念ながら大関取りに失敗した鶴竜(かくりゅう)が新小結になった際のコメントです。

●ゴロニャン大相撲＆コゴタンの応援

新小結・鶴竜の紹介（大学教授の息子が力士に！） 2009/04/28 22:39 より

http://nekochan.iza.ne.jp/blog/entry/1014608/

先場所前頭筆頭で１０勝あげて夏場所で新小結となる鶴竜。井筒部屋の所属で現師匠（元関脇・逆鉾）が部屋を継承してから初の三役力士となります。

鶴という名は大師匠（師匠の師匠のこと）である鶴ヶ嶺に由来し、井筒部屋伝統の技能派相撲の力士です（取り口が部屋の伝統にあっているかどうか…これは成功する上で最も大切なことだと私は考えております）。

そしてモンゴル出身力士としては８人目の三役となりますが、今までのモンゴル人力士とは一味異なる存在なのです。殆どのモンゴル人力士は朝青龍・白鵬などモンゴル相撲の経験があったり、父親がモンゴル相撲の力士だったりします。

しかしこの鶴竜の父親は何と！大学教授なのです。大学教授の息子が力士に…これはモンゴル力士の間だけでなく…力士の中でも異例中の異例ともいえるでしょう。こういうのはトンビが鷹を産むではなく…何て言うのでしょうか？

そして入門経緯は花籠部屋の力士選考会を受けて不合格となり、どうしても力士になりたいと父親の職場仲間で日本語を教えていた人のつてでエアメールを日本相撲振興会に送り…そして井筒部屋へ入門することになったのです。

この鶴竜。日本語が大変上手で話すだけでなく読み書きも完璧で、日本語の新聞もしっかり読めるということだそうです。頭脳明晰だけあって取り口は冷静沈着。非常に合理的で動きに無駄がないといった印象があります。

今の相撲を取り続ければ三役定着は間違いないでしょう。ただもう１つ上の大関を目指すならば相撲に荒々しさが必要だと思います。まあ鶴竜の体格から考えれば突っ張りを武器に大関は無理だと思います。

もろ差しになって寄るだけでなく…”つり出し”を覚えるといいかと思います。鶴竜が立合いから一気に朝青龍をつり出す相撲…そんな相撲を見てみたいです。…っと！日馬富士は軽いからといってつり出さないで下さいね。私は日馬富士の熱狂的なファンですから（笑）

●鶴竜の頭脳が優秀であるのはインタビューを聞いていても解りますが、日本の新聞まで読めるのには驚きました。

きっと稽古に励む傍ら、コツコツと日本語を勉強したんだと思います。語学の習得には非常な努力がいる事は、みなさんも英語を学んでいて実感されたでしょう。

琴奨菊の大関昇進でさほど注目されませんが、また大関に再挑戦してほしいと私は思います。皆様方のご感想をお聞かせください。

質問者：姿三四郎
質問日時：2011-10-18 17:16:26
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回答してくれたみんなへのお礼

外国人が日本語を一生懸命勉強して、インタビューに答えてくれるのは感心します。

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