すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 経済・産業

質問

終了

リアルオプションとは何ですか?解り易く教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2011-06-29 00:11:37
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分以上経過し、十分納得の行く回答も戴きましたし、後続の回答も途切れたようなので終了とさせて頂きました。(終了時間・0:44)
有難うございました。

不確実性の高い事業環境下において、経営やプロジェクトが持っている意思決定の選択権や自由度のこと。意思決定者の将来における意思決定や企業の行動変更によって創出されるキャッシュフローを原資産としたオプションである。
金融工学で使われるオプション価格付け理論を実物資産やプロジェクトの価値評価に適用したもので、実物資産の売却・買収、投資機会における投資の実施・延期・中止といった将来の意思決定(可能性や選択権)、および市場参入・成長の機会、ビジネス環境に対応する企業能力、経営者の判断の多様性や戦略的配慮などが含まれる。
こうした選択肢の存在や自由度を経済的な価値と見なし、将来の期待利益とリスクを加味して数値化することで、事業評価やリスクへッジ、取引条件の設定などに活用する。
リアルオプションの考え方に基づく事業価値・投資評価をリアルオプション・アプローチあるいはリアルオプション価値(ROV)方法という。
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/realoption.html

===補足===
リアルオプションとは、金融工学のオプション理論をプロジェクト投資の評価に適応した考え方。
http://www.exbuzzwords.com/static/keyword_1613.html
リアル・オプションとは、最も広い意味でいうと、金融工学で使われるオプション価格付け理論を、金融以外に応用したものです。
この場合の「リアル」の意味は、通常のオプション理論が対象とする「ファイナンシャル」に対立する概念と考えればいいのかもしれません。その意味では、すでに市場でオプションが取引されている石油やらトウモロコシやらの商品についてのオプションや、近年話題を集めている気象やら地震などの自然現象に関するオプション、あるいは二酸化炭素の排出権もリアル・オプションに入ることになります。
一方、よりせまい意味でのリアル・オプションとは、オプションそのものが市場で取引されるわけではなく、ある経済主体のおかれた状態や、行おうとしている意思決定問題が、オプションのように考えることのできる場合を指します。
日本語では「実物オプション」と訳したものがあるようですが、これだと実物資産に関するオプション、ととられてしまうおそれがありますので、ここでは「リアル・オプション」というカタカナ語で統一しておきます。
詳しくは
http://homepage1.nifty.com/HYamaguti/realoptions/ro.htm

リアルオプションの種類
オプションの種類
延期(タイミング)オプション
段階(学習)オプション
オペレーティング(拡大・縮小・中断・再開)オプション
撤退・廃棄オプション
柔軟性(転用)オプション
成長オプション
詳しくは
http://www.nri.co.jp/opinion/r_report/m_word/real_option.html

  • 回答者:匿名 (質問から3分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

金融工学で使われる価格付け理論を金融以外に応用したものです

  • 回答者:匿名 (質問から14分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る