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医療保険についての質問です。
一般的な疾病入院給付金や手術給付金などは危険な山岳登攀(ハーケン・ザイル・ピッケルなど登攀具を使用する冬山・高所登山など)の怪我や入院にも適用されるのでしょうか?
山岳の遭難費用についての保険には入っていますがこのタイプの保険では医療費については保障がありません。
通常の医療保険で適用されるものですか?
詳しい方や問い合わせ経験のある方の回答をお待ちしております。

  • 質問者:shi88888
  • 質問日時:2011-06-19 09:53:23
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

あまりにも詳しいのでびっくりしました。
大変参考になりました。
今思うと相当無茶なことをやっていたように思います。
損害保険を探ってみます。

医療保険はけがによる入院や治療はしない筈ですよ。
交通事故によって怪我をして入院治療をした場合は損害保険の扱いになりますし、登山やスポーツによる怪我や入院等の治療は損害保険の担当になります。
なので怪我による治療や入院で医療保険は適用されません。
まず保険には普通の生活をしていて、病気になったら保険が下りる医療保険と交通事故やスポーツ等による非日常の事で保険がおりる損害保険にわかれます。
非日常の事で保険が払われる保険の名称で有名になったのが地震保険、これは火災保険と一緒に加入するもんですが、火事や地震は日常的に起きるものではありません。
そして登山はレジャーとカテゴリに含まれるので、損害保険の方で扱いがあります。
海外旅行や行内旅行の時に加入する保険と同じ種類です。
通常の医療保険では適用するモノはありませんね。

損害保険は、損害保険会社で取り扱われ、大きく分けて、自動車保険や火災保険などの「ノンマリン分野」と、貨物保険や船舶保険などの「マリン分野」とがあります。
損害保険の種類は下記の通りです。
・ノンマリン分野の保険
-自動車保険(強制、任意)
-火災保険、地震保険
-傷害保険(普通、家族、交通、旅行、レジャー・・・)
-新種保険(所得補償、医療費用、介護費用・・・)
-賠償責任保険(個人、法人)
-積立保険(積立、財形)

・マリン分野の保険
-海上保険(船舶、運送、貨物)
日常生活での損害保険は下記の通りです。
損害保険は、個人の日常生活において、様々な場面で活用されています。

・住まいと生活のリスク対策(火災、地震などの災害)
-火災保険、地震保険・・・

・クルマのリスク対策(自動車事故)
-自賠責保険、任意保険、ドライバー保険・・・

・ケガや病気のリスク対策(入院、通院、収入減)
-普通傷害保険、医療費用保険、所得補償保険・・・

・レジャーのリスク対策(各種トラブル)
-旅行傷害保険、ゴルファー保険、スキー・スノボード保険・・・

・老後に備えるリスク対策(介護、老後生活)
-介護費用保険、年金払積立傷害保険

・日常生活のリスク対策と積立(貯蓄型保険)
-積立火災保険、積立傷害保険、財形貯蓄傷害保険・・・

生命保険のば青は種類が多過ぎるので、すべては明記しませんが下記の通りです。
生命保険の種類一覧
死亡保険
死亡保険とは、人が死亡、または高度障害状態になったしてしまった場合に限り、保険会社から保険金が支払われる生命保険で、主契約の中でもっとも需要があり、一般的な生命保険です。
生存保険
生存保険とは、被保険者が保険期間の満了まで生存していた場合にだけ保険金が支払われる生命保険のことで、分かりやすくいうと死亡保険とまったく逆の生命保険です。個人年金保険や学資保険(子供保険)、貯蓄保険がこの生存保険にあたります。
生死混合保険
生死混合保険とは、死亡保険と生存保険を組み合わせた生命保険のことで、被保険者が保険期間中に死亡、または高度障害状態になった場合には死亡または高度障害保険金が支払われ、被保険者が保険期間の満了まで生存していた場合には満期保険金が支払われます。
終身保険
終身保険とは死亡保険の一種で、解約しない限り一生涯、死亡または高度障害の保障が続く生命保険です。具体的には被保険者が30歳で死亡しようが、100歳で死亡しようが、死亡したときに必ず保険金が支払われます。
定期保険
定期保険とは終身保険と同じく死亡保険の一種ですが、一定期間(10年間とか60歳までなど)と期間を定めて死亡、または高度障害を保障する生命保険、いわゆる掛け捨て型の生命保険です。
養老保険
養老保険とは、定期保険と同じく、一定期間(10年間とか60歳までなど)と期間を定めて死亡、または高度障害を保障するのですが、定期保険と異なり、満期になったとしても死亡保険と同額の満期保険金が支払われる生命保険、いわゆる生死混合保険です。
定期付終身保険
定期付終身保険とは、終身保険を主契約とし、一定期間(20年間とか60歳までなど)定期保険を特約として付けることで、その期間内の死亡保障を厚くした生命保険のことで、正式名称は“定期保険特約付終身保険”といいます。
定期付養老保険
定期付養老保険とは、養老保険に定期保険の特約をつけた死亡保険で、被保険者が保険期間中にが死亡した場合、養老保険と定期保険それぞれの部分から死亡保険金が支払われます。
医療保険
医療保険とは、将来万一、事故や災害などでケガをしたり病気になった場合に、入院や手術費といった医療費(治療費)が支払われる、いわゆる第三分野の保険で、具体的には「入院1日1万円」などと決められていた保険金が保険会社から支払われます。
がん保険
がん保険とは医療保険の一種で、その名の通り日本人の死亡原因の第一位である“ガン(悪性腫瘍)”と診断された場合に限り、それ以降の入院・手術・退院・通院費用すべてにおいて保障するという、いわゆる第三分野の保険です。
三大疾病保障保険
三大疾病保障保険とは、被保険者が脳卒中・がん・心筋梗塞の、いわゆる三大成人病と診断され、一定の状態になった場合に限り、生存中に保険会社から死亡保険金と同額の特定疾病保険金が支払われる生命保険です。
傷害保険
傷害保険とは、急激かつ偶然の事故や伝染病などによる死亡・入院・通院などに対して保険金が支払われる保険のことで、外来の事故によって発生した場合にのみ保障されますので、伝染病以外の病気が原因の場合には対象になりません。
個人年金保険
個人年金保険とは、被保険者が払い込んだ保険料を保険会社が一定期間運用し、あらかじめ決めていおいた年齢(60歳・65歳など)になった時から、5年・10年などの一定期間、あるいは生涯にわたって年金が受け取れる生命保険です。
学資保険(子供保険)
学資保険(子供保険)とは、将来子供が高校や大学進学の時に必要となる入学資金や授業料等の教育資金を準備するための、貯蓄を目的とした生命保険の一種です。
夫婦保険
夫婦保険とは、夫婦が同一の終身保険に加入し、夫婦それぞれが被保険者となり、「1人目保障タイプ」「2人目保障タイプ」「自由設計保障タイプ」の3種類に分類され、正式には連生保険と呼ばれている生命保険です。
逓増定期保険
逓増定期保険(ていぞうていきほけん)とは、保険料は全期間を通じて一定ですが、保障額を最初は低めに設定し、保険期間の経過により、一定の割合で増えていく定期保険です。
逓減定期保険
逓減定期保険(ていげんていきほけん)とは、保険料は全期間を通じて一定ですが、保険期間の経過により、一定の割合で保障額が減少していく定期保険です。
収入保障保険
収入保障保険とは、死亡保険の一種で、保険期間内に被保険者が死亡または高度障害状態になった場合に、一時金ではなく、毎年、または毎月一定の死亡保険金が受取人に支払われる生命保険です。
変額保険
変額保険とは、死亡保険の一種で、保険料は全期間一定ですが、契約時点では保険金が確定してなく、特定勘定での運用実績に基づいて保険金や解約返戻金が増減(変動)するタイプの生命保険です。
貯蓄保険
貯蓄保険とは、生存保険を基本にして、死亡保険を組み合わせ、保険期間が比較的短い(3年・5年・7年など)貯蓄目的の生命保険です。
民間介護保険
民間介護保険とは、寝たきりや痴呆によって要介護状態になった場合に、その状態が一定の期間(通常180日以上)継続したときに介護一時金や介護年金が民間の保険会社から支払われ、死亡した場合には死亡給付金が支払われる、いわゆる第三分野の保険です。
団体信用生命保険
団体信用生命保険とは、住宅ローンに付随する生命保険で、住宅ローン融資を受けている人(被保険者)が死亡または高度障害になった場合に、残った住宅ローン債務が生命保険会社によって弁済され、残された遺族は住宅ローンの支払いが免除され、その住宅は遺族所有となります。
就業不能保障保険
就業不能保障保険とは、被保険者がケガや病気により就業できなくなった場合に、保険金が支払われる保険のことで、入院に限らず、自宅療養の場合にも就業不能保障保険金が支払われることで、近年注目を集めています。
外貨建保険
外貨建保険とは、保険料を外貨で支払い、保険金も外貨で支払われる保険のことで、その通貨の国の国債などで運用し、一般の円建ての保険に比べ、予定利率が高めに設定されています。

  • 回答者:生命保険の外交員 (質問から3時間後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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