最近の若者はダメだとか言うフレーズは、いつの時代にもありますねぇ。
私自身ができない若者として批判されたことも多々ありますので、それはどうかなと思います。
実際にはやる気と要領の良さが同居した人材が「見込みがある」と言われ、そうでないのは全部ダメ扱いです。
しかしやる気のある人間は、時間が多少かかってもいずれ頭角を現してくるものですし、むしろそのやる気を買ってあげ、その時間を短縮するように導くのが上司の仕事だと思います。
それと仕事の性質にもよるのでしょうが、職人の仕事以外では、仕事を完璧に盗むのは難しいでしょうし、仮にマネをしてもうまくいかないでしょう。
仕事の本質は同じでも解決のアプローチは、それぞれその個性や得意な能力によって異なります。
要するに早く、確実に仕上げること、更に発展させることが重要であって、本質を理解した上でその個人独自の方法を編み出すことの方が大事でしょう。
まあよく昔の人は、それを「盗む」とか「伝承」するとか言ってましたが、実際は同じものではなく、別の手法に変わってますし、そうあるべきだと思います。
そう言う意味では、出世するような人は、前任者の仕事の意味も完璧に咀嚼し、自分独自の方法で遂行することができてくるので、逆にわかっていなかった昔のことはころっと忘れ、そこまで理解できていない若者を批判しているだけのような気がします。
- 回答者:古い世代の管理職 (質問から24時間後)
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