すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 経済・産業

質問

終了

「電力のグリーン料金」とはどういうことですか?解りやすく教えてください。

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2010-05-29 00:01:13
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ご回答有難うございました。
質問から30分経過し、十分納得のいく回答も頂きましたし、後続の回答も途切れたようなので終了とさせて頂きました。
有難うございました。
またのご回答お待ちしています。
おやすみなさい。

自然エネルギーから生まれた電力に対しては、環境負荷を与えない(=グリーンである)ということを評価することができます。
自然エネルギー、すなわち風力、太陽光、バイオマス、マイクロ水力、地熱などで発電された電気や、これを選んで購入するしくみを、 「グリーン電力 」といいます。
ですから、自然エネルギーであっても、貴重な自然を破壊して設置されるような場合など、大きな環境負荷をもたらして いれば、グリーン電力の対象になりません。
大規模なダムによる発電はその一例といえます。
化石燃料や原子力など従来のエネルギーからの電力も、自然エネルギーからの電力も、電気として使うときには、品質は全く同じです。
しかし、自然エネルギーからの電力は、二酸化炭素を排出しないことによる地球温暖化防止や枯渇しないエネルギーであるといった価値を併せ持っています。
グリーン電力には、環境価値部分を評価して追加料金を払うことで、市場での競争力を持たせ、自然エネルギーを普及させようとする考えが込められています。
このように、他の電力と区別し、環境価値を評価したグリーン電力は、消費者運動を背景とした1990年代初頭にアメリカで生まれました。
それから10年あまりがたち、グリーン電力はさまざまな形で発展し、導入されています。

又「グリーン電気料金制度」とは、月々の電気料金に5%のグリーンファンド分を加えた額を支払い、グリーンファンド分を自然エネルギーによる「市民共同発電所」を建設するための基金として積み立て、運用するというものです。
1ヶ月の電気料金が8千円だとしたら、4百円が基金となります。
また、電気代の5%をさらに負担するのではなく、省エネ、節電して電気代を5%浮かせて、その分を基金にしようと呼びかけています。
ただし民間による自然エネルギー普及促進のための応援基金として平成12 年10 月
に設立したグリーン電力基金は、みなさまの多大なるご協力のもと、財団法人広域関東圏産業活性化センター(GIAC)が基金の管理や助成方法・配分など「グリーン電力基金事業」の運営を行い、東京電力株式会社は運営の一部を代行するとともに自らも参加者からの寄付金と同額程度の寄付を行っていました。
寄付金の総額はこれまでの約10 年間
で約20 億円、自然エネルギー発電設備への助成は528 件・13.2 万kW に達しました。当該助成設備において平成20 年度までに発電された電力量は累計で約5 億kWh(一般家庭約14 万軒分の年間使用量に相当)にのぼり、約20 万トンものCO2排出量削減効果があったものと考えられます。
一方、国による自然エネルギー普及促進施策については、昨年11 月より「太陽光発電の新たな買取制度」がスタートし、国民全体で普及促進を図るという新しい段階に入りました。
このような段階においては、当基金の所期の役割は十分に果たすことができたと考え、この機会に事業を終了することが望ましいという結論に至りました。
と言う事で、基金自体は終了の方向で話が進んでいます。

  • 回答者:匿名希望 (質問から20分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

並び替え:

自然エネルギー100%の電源を選択できる制度のことです。

消費者が、電力会社などから、自分の使いたい電源を選択できるしくみです。
「100%風力」や「風力と水力のミックス」、 「自然エネルギー電力+従来型電力のミックス」など、多彩なメニューが作られています。
消費者は、自分の使った電力量に応じて、 あるいは固定価格で、グリーン電力の料金を支払います。

アメリカの多くの州やヨーロッパの一部では、電力市場の自由化を背景に、すでに導入されていますが、日本ではまだ導入されていません。

参考サイト
http://www.greenpower.jp/whatgreen/

  • 回答者:匿名 (質問から21分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

電力のグリーン料金 
「グリーン電気料金制度」とは、月々の電気料金に5%のグリーンファンド分を加えた額を支払い、グリーンファンド分を自然エネルギーによる「市民共同発電所」を建設するための基金として積み立て、運用するというものです。
1ヶ月の電気料金が8千円だとしたら、4百円が基金となります。 また、電気代の5%をさらに負担するのではなく、省エネ、節電して電気代を5%浮かせて、その分を基金にしようと呼びかけています
http://www.h-greenfund.jp/whatis/whatis_gseido.html

===補足===
グリーン電力は,自然エネルギーを広く普及させる狙いから,1990年代初頭の米国に
おいて,消費者運動を背景として生まれた。自然エネルギーによる電力は,大手の電力会社が供給する電力に比べて割高になる欠点がありまする。
電力の需要家(購入者)が,グリーン電力のエネルギーとしての価値に加え,環境価値部分を評価して追加料金を払うことで,市場競争力を高めるという仕組みが考案されました自然エネルギー100%の電力を選択できるグリーン料金制度やグリーン電力基金,グリーン電力証書取引などのプログラムがあります
詳しくは
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20080611/307454/

  • 回答者:匿名 (質問から5分後)
  • 0
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る