お勧めのライトノベルを２，３つくらい教えてください！それぞれの作品の概要というか、どの辺がいいのかも教えてください＾＾|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

・「BACCANO！」
・「バウワウ！(越佐大橋シリーズ)」
・「世界の中心、針山さん」

３つとも、電撃文庫の成田良悟さんの作品です。
まず、「BACCANO！」はニューヨークやシカゴなどを舞台とした、マフィアや錬金術師たちの話です。
シリーズを通しての主人公は存在せず、様々な登場人物の視点から物語を楽しむことができます。
伏線の張り方や会話のテンポなどがどれも絶妙で、何ページも読まないうちに物語の中にすっと引き込まれます。
様々な思惑が交差しあう独特の緊張感がとても心地よいです。

「バウワウ！」は、越佐大橋シリーズの一作目です。
舞台は佐渡と新潟の間を繋ぐ「越佐大橋」の中央部に位置する人工島です。
日本でありながら日本の常識や法律は通用せず、多くの犯罪者や、本土から見捨てられた人々が生活する無法地帯。
一作目の主人公は、それぞれ違う形で「人の死」を背負った二人の青年。
社会の裏側を生きる人々の強さと冷たさに、思わず鳥肌がたつほど臨場感のある文章が素晴らしいです。

「世界の中心、針山さん」は短編集です。それぞれ独立した話としても楽しめますし、最後に収録されている書き下ろし短編で全ての世界が繋がる爽快感はたまりません。
全く関係のないように思われた話が、パズルのピースのようにぴったりとはまるのです。
現実ではありえないような設定が多いですが、「空想」と「現実」をうまく織り交ぜた展開は子供っぽさを感じさせません。

回答者：みあ (質問から6日後)
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