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質問

終了

ナスとトマトを昨年栽培して収穫した果実から種だけ取って置いて
今年種から蒔いてたくさんの苗ができました。

ただ育ちがいまいちで・・・何とか果実を収穫できるまでしたいです。

昨年苗を買ってきて栽培したので無難に終わりましたが、
今年は1本でも成功させたいです。

化学肥料は今の所使っていません。

栄養が少ないので育ちが悪いのでしょうか?
水遣りが足りないのでしょうか?

根腐れが怖くてあまりたくさん水上げられません。

試行錯誤なのでご指導よろしくお願いします。

  • 質問者:kinop
  • 質問日時:2008-07-11 23:23:30
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F2(一代交配の子)は、F1と違って性質はバラバラにばらけてしまいますが、
特別育ちが悪いということはありません。
強いの弱いのが混じり、実も大きいの小さいのが混じり、病気に強いの弱い
のが混じるわけで、育ちが凸凹さまざまになります。
一様に育ちが悪いというのは、種以外に何か原因があるように思えます。

種まきはいつ頃でしたか?
売っている苗は2月~3月に種まきをして、加温したハウスや温床トンネル
で育苗したものです。
だからあんなに大きく育っている状態で5月に植え付けできるわけです。
4月に種まきして、常温トンネルなどで育苗した、あるいは5月になって
から露地常温で種まきしたなどの場合は、今頃やっと実が1個2個とついて
くるくらいで当然で、それでいいのです。
量産のピークは遅れますが、最終的に1シーズンに1本の木からとれる量は大
差ないはずです。

種まき育苗を早くからしっかり保温されて、普通の大きさの苗で植え付けを
しているという場合。
化学肥料を使っていないとのことですが、有機肥料は思ったよりたくさんの
量を入れなければなりません。
米ぬか、鶏糞、油粕などであれば、平米あたりに2kg、坪あたり6~7kg見当
です。単品2kgでなく、鶏糞1kgに米ぬか、油粕、乾燥おからなど1kgで組合
わせるのがよいです。
これだけ入っていない場合は途中でガス欠になるので追肥が必要になります
が、元肥であれば生のまま埋めとけばいいのですが、追肥には予め発酵させ
て(ぼかして)やる必要があります。
できれば、有機でやる場合は全量元肥で行くのが、作業も楽でダンゴムシや
ナメクジ、コオロギなども出にくくていいです。
秋作~来春作にはご検討ください。

ただ、トマトは肥料があまりなくてもそれなりに育ちます。
ナスは肥料不足があるかもしれませんが、トマトが茂ってこないというのは
たとえば土が酸性に傾いてしまっているとか、生ごみ堆肥の質に問題がある
とかいったことも考えられます。

また、トマトは葉がしなだれるくらいでなければ、特に水やりの必要はあり
ません。
ナスもこれから夏本番になって日照りになれば水やりしなければいけない場
面も出てくるかと思いますが、今頃の季節で地植えしているものに、わざわ
ざ水やりをする必要はないはずです。

  • 回答者:まなかじ (質問から15時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございます。

プロの経験がなければここまで具体的な指導はむずかしいですよね。

目が覚めるようでした。

将来は無農薬はもとより無肥料栽培でうまくできる様に試行錯誤してみます。

連作障害って知ってらっしゃいますか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E4%BD%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3
http://www.jaac.or.jp/saien/basic/rensaku/
土に病原菌が繁殖してしてたり、病害虫が巣食ってたり、栄養を吸い取られてしまったために土壌の栄養バランスが悪くなったりしてることがあるそうです。

そしてトマトもナスも連作障害を起こす植物です。

トマト。http://yasaifarm.com/mimono+index.content_id+2.htm
ナス。http://yasaifarm.com/mimono+index.content_id+4.htm

  • 回答者:座布団 (質問から2時間後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございます。
今回の土は家庭菜園を抽選で借りて
その土と生ゴミ完熟堆肥と半分ずつ混ぜました。
念の為珪酸も混ぜ込みました。

なので全く新しい土です。

ただ水はけが悪いです。

以前どの様な栽培していたかわかりませんが、
家庭菜園に植えて放置している方はそれなりに育ってます。

地植えとプランターは事情が違うかも知れないですね。

ナスやトマトの品種のことですが、ナスでは「千両」とかトマトでは「桃太郎」なんかが有名です。これらは一代交配種(F1)といって、種苗会社が何十年もかけて作り出したものです。(ちなみに遺伝子組み換えというのとは違うのでその辺は問題がありません。)で、このF1というものは遺伝上、できた種は親よりは貧弱になることが多いです。
ですから、kinopさんの場合も、質問内容からよりますと、育ちが悪いのは遺伝上の問題であって、どうしようもないのかもしれません。

しかし、「とんびが鷹を産む」こともあります。育ちが悪くても、できた実は飛び切りおいしい!!という可能性もあります。ぜひ、続けてみてください。

育て方ですが、去年栽培されているのでしたら、同じような感じで問題ないと思います。水遣りが少ないから育ちが悪くなることはありません。逆に水遣りが少ないほうが、水を求めて根をしっかり張り、強健な株になります。
肥料はできましたら、何か与えたほうがいいです。液体肥料をその肥料の説明に書かれた通りの量を与えてあげてください。

どんな実ができるか楽しみです。がんばってください!!

-追-
ここで語るにはスペースが足りませんので、さらっと書きます。
葉面散布肥料は化学肥料が多いと思います。
有機栽培というのは長く聞く反面、効き目が遅いです。土作りから初めて数年はかかります。残念ながら有機肥料に即効性はあまり期待できません。私の意見ですが、量を守れば、化学肥料の施用はいいと思います。効きの速さが違います。
肥料及び土作りというのはそれだけで1冊の本ができるくらいです。もし、真剣に有機栽培をされるのであれば何か本を参考にされるといいと思います。いろんな本が出てます。そこまで真剣には・・・とお思いかもしれませんが、土作りの奥の深さは読んでいても面白いです。
あと、水はけの悪さは、畝を高くすることで問題ありません。

  • 回答者:ぶんた (質問から19分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

ありがとうございます。

断片的に知っていた事がつながった感がします。
助かりました。

肥料は生ゴミを発酵させた完熟堆肥みたいのを使ってます。
たまに栄養ドリンクの余りを水ですすいであげてます。

誰でも生活の中でできる栽培を目指してます。

葉にかける液肥があるって聞きます。
それは化学肥料なんでしょうか・・・

天然で代用できる方法はないものでしょうか・・・

ご意見とてもうれしかったです。

追伸
プロのご意見を頂けるとは思ってませんでした。
お時間を割いて頂きありがとうございました。

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