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質問

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読書の秋です。夏目漱石の作品の中で、みなさんの好きなタイトルを教えてください。ひとつだけでもいくつかあげても結構です。その作品のどのような部分が好きなのか熱く語ってください。ただしネタバレにならないようにお願いします。

  • 質問者:よびすてです
  • 質問日時:2009-10-22 10:18:22
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回答してくれたみんなへのお礼

私も夏目漱石を尊敬しています。
ありがとうございました。

●前期三部作
三四郎・・・‘ストレイシープ’という呪文めいた言葉が、ずっと心に残っています。
       青年の感受性がよく出ていて、読みやすかったが、ぼんやりと謎が
       あとをひく作品でした。

それから・・・いちばん好きな作品です。最後が圧倒的でした。‘高等遊民’という
       自称のいわゆる「働いたら負けさ人間」がおりなす、ぐうたら不倫モノ
       かと、思って面白く読んでいましたが、やはり文豪の筆圧はすごかった。
       クライマックスからラストへかけての、激変(感情・境遇)に流されるように
       読みふけりました。感想は多々ありますが、すごいとしか言えません。

門・・・・『三四郎』や『それから』よりも、落ち着いた雰囲気のある作品でした。
     『門』の激流とは打って変わって、よどんだ展開だったような・・・。
     過去を背負って生きる真実の愛を求めた人々の、リアルがこれか・・、と
     なんだか物悲しい気持ちになってしまいました。

●明暗
入り組んでいるような、そうでないような・・・登場人物がいろいろとゴチャゴチャ
うだうだ言っていて、話がちっとも進まない小説でした。でもそこがよかったです。
今の妻・昔の女・金の工面・優秀な妹・・・たくさんのものに板ばさみになって、
結局すべて中途半端にして、のらくらと過ごしている主人公でした。
ものごとは単純な筈なのに、人間のエゴがからむと、こうも複雑怪奇なものに
なってしまうのだな~と、しみじみしながら読みました。夏目漱石の死によって、
未完に終わっていますが、たとえ生きていても完結なんてしなかったんじゃないか?
と思うぐらい、ずっと展開を引っ張るうだうだ小説でしたね。

●我輩は猫である
猫視点から人間を観察している(名無し猫はいつも斜め上から人間を見てましたが)
痛快な小説でした。猫の性格が大好きです。また、登場人物の名前が凝っていて、
おもしろいと思いました。クシャミとかメーテーとかオチコチとか、ヤギドクセンとか・・・
昨今の小説(ラノベなども)では変わった名前の登場人物が好まれることもあります
が、夏目漱石は、とっくの昔にやっていたんだなぁ、と考えたりしています。

  • 回答者:尊敬してます (質問から3日後)
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ありがとうございました。

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「坊っちゃん」です。
教科書に載ってたので興味を持ち、
本を買って読みました。
子供のころは難しいと思いましたが、
大人になってからだと読みやすく感じました。

  • 回答者:匿名 (質問から7日後)
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ありがとうございました。

こころです。中学生のとき読んで「ん?」って感じでしたが、大人になってから読んで、
なんだかジワっと感じるものがありました。

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ありがとうございました。

坊っちゃんです。

初めて夏目漱石の本を買って読んだ本が、
これだったのです。

確か中学校の頃。

文庫本でよみました。
はじまりがおもしろい。たしかに無鉄砲。。。
たんたんとして文章で
読みやすかったです。

  • 回答者:めんめん (質問から6日後)
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ありがとうございました。

こころです。

視点が変わり面白く、一気に読めました。

  • 回答者:ぼの (質問から5日後)
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ありがとうございました。

「坊ちゃん」です。
子供のころ読んで以来ずっと憧れていた道後温泉に来月ようやく行けるので楽しみです。

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私もこの本で道後温泉にあこがれていました。3年ほど前に行きましたけど、あこがれが強すぎて、これ?って感じでもありましたが、歴史ある温泉に、入ることができてうれしかったです。ありがとうございました。

こころです
感銘を受けました。

  • 回答者:匿名 (質問から2日後)
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ありがとうございました。

「それから」が好きですね。
最後のそれからそれからと余韻を持たせるあたり、
ギミックでなかなかいいですね。

  • 回答者:とくめい (質問から16時間後)
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ありがとうございました。

「明暗」です。
女性の視点から描いていることが多いです。
漱石が亡くなったので未完のまま終了しましたが、水村美苗さんが「続明暗」として完結させました。

  • 回答者:続明暗 (質問から13時間後)
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ありがとうございました。

こころ です。かなり好きです。

  • 回答者:s (質問から8時間後)
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ありがとうございました。

「吾輩は猫である」
出だしが好き。
(すごい理由・・・)

  • 回答者:匿名希望 (質問から8時間後)
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ありがとうございました。

中・長編小説

「吾輩は猫である」
「坊っちゃん」
「草枕」
「野分」
「虞美人草」
「坑夫」
「三四郎」
「それから」
「門」
「彼岸過迄」
「行人」
「こゝろ」
「道草」
「明暗」

短編小説・小品

「倫敦塔」
「幻影の盾」
「琴のそら音」
「一夜」
「薤露行」
「趣味の遺伝」
「二百十日」
「文鳥」
「永日小品」

Wikipedia さんから参照

===補足===
御免なさい!
自分が好きな作品を書くのを忘れていました!
私が好きなのは「吾輩は猫である」ですね!
何故、好きかと言うとですね、
私は夏目漱石の作品で一番最初に読んだのが
「坊ちゃん」だったんですが、
その後にいくつか読ませていただいた所、
作品一つ一つが、夏目さんらしくないんです。
なので、どれがなつめさんらしいかがわかりません。
そんな、謎めいている所が良く分かるのが
「吾輩は猫である」だと思います。
あくまで、個人の意見なんですが
そんな所が夏目さんの魅力?だなと
自分は思っています!^^;

  • 回答者:棗 (質問から7時間後)
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好きなタイトルをお願いします。

「坊ちゃん」
登場人物が個性的です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7時間後)
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ありがとうございました。

「こころ」が一番好きです。
けっこう内容も濃いし、量もありますが、面白くて引き込まれます。
先生と奥さん、そしてKの間に会った過去のことがわかる後半部分が
とてもおもしろく、衝撃的です。

  • 回答者:匿名希望 (質問から7時間後)
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ありがとうございました。

「こころ」です。
前半と後半のトーンの違いにドキドキしつつ
一気に読み終えました。
人間のサガについて考えさせられます。

  • 回答者:吾輩も (質問から5時間後)
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ありがとうございました。

「それから」です
途中で終えてしまった作品です
とにかく読みやすかった
言葉が平易でした
確か「漱石」最後の作品だった

  • 回答者:最緒 (質問から4時間後)
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ありがとうございました。
それからが最後ってところがまたいいですね。

「夢十夜」です。
ぼんやりした夢幻の世界に引き込まれる感じが好きです。
小難しい心情心理・人間関係などといったテーマが存在しないので、現実と対比させてもの思うこともなく
ただただ、語られる物語を物語として楽しむ事ができます。

  • 回答者:匿名 (質問から3時間後)
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ありがとうございました。

「坊ちゃん」
先生っぽくない部分が好きです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から3時間後)
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ありがとうございました。

「吾輩は猫である」 です。

猫好きの私には、猫視点での人間描写に
うんうん頷きながら楽しめました。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
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ありがとうございました。

「坊ちゃん」 です。 (これしか読んだことがありません)

坊ちゃん、清、赤シャツ、マドンナ等、登場人物が
面白かったですね。
.

  • 回答者:匿 (質問から2時間後)
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ありがとうございました。

「夢十夜」です。
特に第1夜の文体は見事で、ほんとうにきれいな文章です。
「こんな夢を見た。」から始まり、何事かと思って読み進めていくうちに、
どんどん引き込まれ、掌編の怪奇小説でありながら、
ラストシーンは自分でも理由のわからない不思議な涙がこぼれました。
第2夜以降もいよいよ本格的な怪奇小説として楽しむことができますが、
どれも芸術を感じることができる作品群です。
夏目漱石という作家が文豪とされる理由がよくわかる作品だと思います。

  • 回答者:芥川 (質問から2時間後)
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ありがとうございました。

「こころ」ですね。

小学校のとき初めて読みましたが、今読んだらまた感じ方が違います。

  • 回答者:大人になった証拠? (質問から2時間後)
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ありがとうございました。

「我輩は猫である」
猫の目線で、人間を観察してる所が面白いですね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から54分後)
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ありがとうございました。

『門』 です。

女を絡んだ三社関係が、読んでいて目が離せなくなります。
この作品で心打たれるのは、思いやりのある姿の細かい描写です。
引き込まれます。

===補足===
漢字間違いの訂正をします。  ×三社  → ○ 三者

  • 回答者:ちこ (質問から53分後)
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ありがとうございました。

道草です。
読むうちにいらいらしてきますが、最後までそれが持続。
でもなぜか納得のいく内容で、すきです。

これ以上あつく語るとネタバレますのでご容赦ください。

  • 回答者:匿名希望 (質問から33分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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ありがとうございました。

「こころ」です。
恋愛と友情・・・
何だか読んで切なくなりますが、人間の本性を見ている感じが好きです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から17分後)
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ありがとうございました。

ありきたりですが、「こころ」ですね。
先生がKに放った「向上心がないやつはバカだ」言葉が
ものすごい印象でした。

  • 回答者:あん (質問から11分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
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ありがとうございました。

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