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≪【アンケート】≫ (お遊びアンケ)起承転結について

起承転結。物事の展開・構成を表す言葉です。このアンケートは、その起承転結についての質問です。


質問1.( A )を埋めてください。

大阪本町糸屋の娘 姉は十八妹は十五 ( A ) 糸屋の娘は目で殺す


質問2.まず、以下の文章をご覧ください。

・ある日、森の中、熊さんに出会った。花咲く森の道、熊さんに出会った。

・( B )
・( C )

・ところが、熊さんがあとからついてくる。トコトコ トコトコと トコトコ トコトコと

・お嬢さん、お待ちなさい。ちょっと、落とし物。白い貝がらの小さなイヤリング。

・あら熊さん、ありがとう。お礼に歌いましょう。ラララ ララララ ラララ ララララ

質問2-①
( B )か( C )のいずれかに〔熊さんの言うことにゃ、「お嬢さん、お逃げなさい」 スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ〕を入れてください。

質問2-②
( B )または( C )の抜けているほうに、あなたの考える展開をお書きください。


質問は以上3点です。


―備考―
「起」 :
物語の導入部。その物語にはどんな登場人物がいるか、どんな世界・時代に住んでいるのか、登場人物同士の関係はどんなものか、なぜその物語は始まるのかなど、これから物語を読む上で必要な知識を紹介する部分。

「承」 :
「起」で提起した事柄を受け、さらに進めて理解を促し、物語の導入である「起」から、物語の核となる「転」へつなぐ役目を果たす部分。ここは単純に「起」で紹介した物語を進めるだけで、次に続く「転回」または「展開」が誤解されることがないように備えておくものであまり大きな展開はないのが普通。

「転」:
物語の核となる部分。「ヤマ」ともいわれる、物語の中で最も盛り上がりを見せる部分。物語の中でも最も大きな転機を見せる部分であり、読者が知らなかった事柄や想起を超える展開をすることによって関心や興味を引く部分となる。

「結」 :
「オチ」とも呼ばれる部分で、物語が進んだ結果、「転」での結末が最終的にどうなったのかを描いて物語を締めくくる部分。
(以上ウィキペディアより)

(質問2の「森のくまさん」の歌詞ですが、わたしには昔から、これがどこか抜けているように思えまして、どうにも展開が理解できないので・・・今回質問させていただいた次第です。)

  • 質問者:≪【アンケート】≫
  • 質問日時:2009-10-16 01:21:58
  • 1

A 諸国の大名 弓矢で殺す

B 「あなたが うわさの 熊さんね」 お嬢さん 「一緒に お花を 探してください ませんか」

C 熊さんの言うことにゃ、「お嬢さん、お逃げなさい」 スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ


わたしも、この歌の歌詞には子供ながらつじつまのあわない不可解さを感じていました。

なぜ熊さんは自分から、お逃げなさい、とお嬢さんに言うのか・・・。
子供ながらに感じていたのは、この歌詞に込められた悲哀です。悲哀の物語が込められているのだと、解釈していました。
森に生き森を愛する熊さんは、その根の心優しさとは裏腹に、里に住む人からは恐れられている存在であり。
そんな自分とばったりと出遭ってしまったお嬢さんとのあいだに悲しい噂が立ち、自分はともかくお嬢さんが非情な仕打ちにあうのを慮って、そんな言葉をかけたのだと・・・。
熊と人、何かと共存の難しい間柄です、人は食料を求めて里におりる彼らをその昔より恐れ隔離してきました。
熊のほうは、けれどもそんなことは露知らず。
この関係には、童話”ごんぎつね”にも通じる、人と野生動物との、想いの相通じ得ない哀しさがあるようにも感じます。
そしてそれをまた、心の通じ合えない人間同士にもなぞらえて、この童謡に歌われているように思うのです。

ところで、このどこか抜けたような歌詞の展開のつじつまが合わないのは、
この歌の原歌であるアメリカのThe other day I met a bearとその大意を無理矢理落とし込んだ日本語版との相違によるもののようです。

以下参考までに
http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC116.HTML
http://www.worldfolksong.com/closeup/bear/page4.htm

===補足===
独自の解釈には妄想が入りすぎました。

原詞の主だった要素はあくまで、ユーモアなんですね、
それもドライでブラックな。
”お逃げなさい”は、熊と人間、
銃なしでは自分とフェアに戦えない主人公に同情した熊のひと言だったとは・・・。
日本語版は、この肝心要の要素=理由を省略してしまった故の
不可解さだったんですね。

歌詞の解釈について検索してみたら、こんなのもありました。
http://homepage1.nifty.com/WADAYA-HONTEN/menu/essy/kuma.htm
こちらに展開されているのも、やっぱり悲哀のお話。

悲哀、との解釈は日本的発想なのかな、ともおもいます。

そういえば小さなころに
疑問におもっていたことを思い出して、
この質問をきっかけに様々わかって面白かったです。

  • 回答者:非 匿名 (質問から24時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

悲哀である、という解釈がとても興味深いです。熊さんと少女との心の交流がありながら、そこには歴然と壁が存在する、だなんて切ないですねぇ(´д⊂)
『ごんぎつね』、好きでよく読んでいましたが、あれも切ないお話でした・・;;

メロディは明るいのに、歌詞にこめられた意味は悲哀だとしたら、パラドックスとしても面白い童謡になりますね(実は残酷・グリム童話のような感じで)

参考ULR貼ってくださりありがとうございます。英語と日本語との違いなど、知らなかったことも多く、面白く見させていただいてます。

ご回答、ありがとうございました。
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補足拝見しました。
妄想、いいじゃないですか! とてもユニークで面白いです。
本家の歌詞と違い、日本語歌詞は肝要な部分がごっそり抜かれていますから、歌い手の自由な解釈に委ねられていますしね。ある意味妄想し放題です。あやふやさが特徴(?)のわが国ならではのいい歌詞であり、作詞家の馬場さんのナイス演出という気も致します。

紹介していただいたリンク先の解釈、すごいですね。熊=人間だとするとまた違ったストーリーになるなぁと感心しました。
まるでコナン(※「見た目は子ども・頭脳は大人」のほうです。)のごとき謎解きには吹き出してしまいましたよ。謎はすべて解けた!と軽快ながら、しかし内容にはホロリとさせられましたが・・・( ´;ω;)


今回、質問しまして、初めて知ったことや新たな発見など多々ありましたので、わたしもとても面白かったです。
丁寧なご回答、どうもありがとうございました。

並び替え:

(A) そこに キムタク現れて

(B)〔熊さんの言うことにゃ、「お嬢さん、お逃げなさい」 スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ 

(C) この先 三途の川 行ったら戻れない 二度とチョコレート 食べられないよ

  • 回答者:匿名希望 (質問から9時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

おもしろいですね~!笑わせていただきました。ご回答ありがとうございます。
(A)キムタク「そんな目で見るなあ!俺には妻子が・・・・」
(C)チョコが食べられないのは女の子からしたら、現実問題やもしれません。それを気遣うとは、熊さん優しいっす(ノД`)

1.A 三十路の母は谷間で殺し

2.C 熊さんの言うことにゃ、「お嬢さん、お逃げなさい」 スタコラ サッササノサ スタコラ サッササノサ

3.B この先は危険です。ダムの放水がまもなくはじまるよ。

この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

三十路の母強し、ですね。
楽しい回答ありがとうございます。
ダム放水って・・・熊さんも逃げてー!

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