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質問

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「社会保険労務士」の試験を受験しようと思っています。受験経験者の人でどれくらいの期間が必要でしょうか。独学と予備校を利用するとどれほど合格の差が有りますか。また「基本書」はどのようなものを使っておられたのでしょうか 。お教え下さい、宜しくお願い致します。

  • 質問者:受験生
  • 質問日時:2009-09-28 21:22:38
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

有り難うございました。

私は第36回試験の合格です
人それぞれ状況に差があるので一概に言えないことが前提ですが
①準備期間…ひととおり素養がある(出題対象をどこかで学んだり
実務したりした経験など)人なら1年あればさほど生活を犠牲にせずとも
合格に向けた戦略的な準備(基礎を作り、演習して、弱点を潰し、仕上げる)
が立てやすいです。時間が余って仕方の無い人はともかく資格を目指す人の多くは
社会人であったり大学生の後半だったりしますから、費やす時間も限られます。
合格が必要なら、集中して一年勉強するのが一番無駄がありません。受かる人の
多くは3回受験までで受かっていますが、その後の合格率は急に落ちます。
素養の無い人も合格は不可能ではありませんが、当然、ハンデが
ありますから、数倍の密度の努力を求められるだけです。
②独学と予備校…模擬試験や直前期の単発講習、法改正情報の活用を
予備校等利用とするかどうかで判断が分かれますが、私が読んだ合格体験記集の
統計ではまるっきり独学という人は合格者の一割にも満たなかったようです。
一人で集中するタイプ、仲間がいて燃えるタイプ、家が落ち着く人、自宅でないほうが
はかどる人、人それぞれです。どちらでも、自分がやりやすいほうを選ぶことです。
私はT社の通信講座を利用しました。当時、一番無駄なく情報が取れる教材だったことと通学の時間がもったいなかったからです。
③基本書…大学の図書館にあるような分厚い法律書の類は使いませんでした。
通信のテキストがあれば必要ありません。試験合格が目標なら押さえるポイントを
効率的に押さえることが必要ですから、頭から基本書を読むのは時間の無駄です。
資格試験の学校が出している教材も精度が上がり各社差が無くなっています。
自分で読んで、相性の良さそうなものを解説書と問題集を各教科一つづつ揃えて
繰り返し使い潰すほうがいいです。古典大論文は読みたければ合格後に読めます。
むしろ、出題分野に関わる時事(年金、雇用など)問題や用語に関心を払い
世情に疎くならないことです。一般常識ではトピックの出題も多いですが
そういうものは「基本書」には載りません。新聞を毎日読むほうが大事であることが
準備を進めるうちにわかってくるでしょう。

  • 回答者:鎌鼬 (質問から3時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

非常に満足した、ご回答ありがとうございました。感謝します。

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