とてもむりとは、とっても(すっごく)無理で、
とてもじゃないがむりは、
言葉の意味だけを並べたら
「とっても=すごく」無理じゃないが、まぁ無理だろうという程度だとなりますが、
受け取る側の感じとしては、ニュアンスででは、とてもじゃないが無理のほうが強く無理だと言われたように受け取りますよね。
「とても」は、誇張する時に使われる言葉で
とてもの後に続く語句は「無理」「できない」「かなわない」のような、否定的な言葉ではなく、「可能」「できる」「かなう」などが続くのが文法的になじみます。
しかし、日本語の使い方っていうのは、否定に否定を重ねることにより、とても強調されることもしばしばであります。
よって、「とてもじゃないがむり」のほうが実現性に低い意味を表すのだと私は思います。
「とてもという時のことのようにむり」
「昔の歌じゃないが、なるようになるさケセラセラ」のような「~じゃないが」という使い方で「とてもじゃないが」と使っているのだと思います。
===補足===
頭の体操をさせていただきありがとうございました。
ないげなく日常で使う言葉に焦点を当て考え直してみるのって大切ですよね!
- 回答者:書いていて混乱(笑) (質問から17分後)
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