小説という枠を少し抜けて、絵文字を使ったり横書きだったり、
携帯ならではの書き方もこれはこれで、新しくて「有り」なのではないかなあ。
と思います。
本と同じ小説…っていう目線で見ると、携帯小説はどうしても見劣りしてしまう気がするので、本の小説とはまた違う目線で私は楽しんでいます。
どんなに優れた小説家でも、最初は誰でも素人です。
一生懸命に書いたものならば、小説を書きたい思いはプロもアマも同じだと思うので、
小説を書くのが好きな人々の、発表形態の幅が広がったことは、前向きに考えていいことだと思います。
そんな私も、学生の頃に小説家を目指していた頃がありました。
当時はiモード携帯が出たばかりで、携帯で小説を書いて発表するなんて、考えもしなかったです。
なので、今の現状は、私にとっては逆に羨ましくも思ったりもします。
未来のプロの小説家は、案外、携帯小説家の中に埋もれているのかもしれませんし、
人を感動させる小説を書ける人に、ボールペンでもパソコンでも携帯でも、
何を与えても、素晴らしい小説を書くことが出来るのではないかと思います。
どんなに長編小説でも、携帯小説は携帯1台なので、軽量化は本の小説に勝ると思います。
プリントアウトでもしなければ、部屋がどんどん狭くなることもありませんですし…^^;
(本好きだと、どうしても本は無限に増えて行きます。)
ただ、出版になるのであれば、誤字・脱字の修正は勿論、表現の見直し、それなりの文章力を求めますね。