今流行ってる？イタリアン・バーのバールについていろいろ教えて下さいm(__)m|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

そうですね、まずバールと一口に言っても現地でも様々なタイプに分かれますが、一般的に一番多いのは立ち飲みコーヒー屋という感じのお店です。立ち飲みでなく座りたい場合には割増料金になります。
朝早くからやっていて、パン（甘いのが主です。）なども置いてあり軽い朝食も済ませられ、店によっては美味しいドルチェもあったりしてそれも楽しいですよ。

コーヒーといってもカッフェといえばエスプレッソのことですが、様々なバリエーションがあるのでお好みで。朝食にはカフェ・ラッテやカップチーノなんかがオススメ。（逆にいうと、あちらでは夕食後にカップチーノなどを飲むことはありません。）
もちろん日中もさっと寄れて美味しいカッフェが飲めるので便利です。日本円にしても１００円くらいのものでしょうか。

マッキャート（ミルクを少し入れたもの）、コン・パンナ（生クリーム添え）、オルゾ（大麦が原料）、ルンゴ（薄めたもの）・・・etc.といろんな種類が楽しめます。
一度試してみる事をオススメするのは、コレットといってリキュールを入れたもの。フィレンツェのサンブーカなどが有名ですが、これまたいろんなバリエーションが楽しめるのでいいですよ。

ひとつ、気をつけたほうがいいのは日本でいうところのアイスコーヒーです。あちらではカッフェ・フレッドといいますが、普通のカッフェを冷やしただけのもので氷は入っていませんから、日本のものを想像して注文しないほうがいいですね。

それから、とっても便利なのはバスのチケット、テレフォンカードなども売っているところ。トトも買えます。

夜は夜で、アルコール類を出すバールも多いのでちょっと一杯、なんていう時にいいですね。ご近所の顔見知りがちょっと寄っては世間話、という感じでしょうか。

・・・と、色々と使い勝手のいいバールですが、一度は行かれるといいのはナーポリのバールです。ほんとに美味しいカッフェが満喫できますよ。

ここまではイタリアのバールの紹介でした。日本でも最近バールと名乗るお店が増えているようですが、バールというよりあちらでいうカフェ（喫茶店）みたいなところが殆んどな気がします。
カッフェの味もイマイチなところが多いし。ちゃんとしたバールマン（バリスタのほうが日本では浸透している呼び名ですが、あちらではバールマンのほうが格上、とでもいったところでしょうか）のいるバールが増えて、行きつけにしたくなるような店ができることを期待しています。

余談ですが、たとえメヌになくても、こちらの我儘な注文に涼しい顔で応えてくれるのが本物のバールマンです。

ご相談のお答えになったかどうかは自信がありませんが、少しでもお役に立てたとすれば嬉しいです。

回答者：フィオレンツァ (質問から6日後)
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