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金融関係の本を読んでいて、ふと疑問に思ったことを質問させてください。

今、銀行の貸出金利(ローン金利など)は、国債の利回りを基準に決められていますよね。
確か少し前までは、日銀が発表する「公定歩合」を基準に決められていたように記憶しているのですが、

1)公定歩合が金利の基準でなくなったのはなぜなのでしょうか?

2)公定歩合の代わりに国債利回りが基準として使われている理由はなぜなのでしょうか?

1)2)いずれでも構いませんので、ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。

  • 質問者:ちゅうつむ
  • 質問日時:2009-09-03 02:45:37
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今でも【公定歩合】では?

公定歩合は、日銀が銀行に貸す金利。

短期市場金利〔政策金利として現在主に言われている〕が、銀行間の貸し借り。

国債の金利は、長期市場金利から。

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本当は政策金利(無担保コール翌日物)に連動しますよ。ただ、国債に連動しているとも言えなくも無いですが。

マネーは常に国債に流れるわけではなく商品や株などにも流れます。景気上昇局面では利回りの良いものにマネーが流れ、国債は相対的に不人気。そうすると国債の実質利回りがアップしますね。そのような状況はインフレ気味ということなので、日銀は政策金利を上げてインフレ抑制を狙います。
銀行側もその事(国債利回りが上昇すれば、いずれ政策金利も上がる)は良く分かってるので国債利回りを指標に貸出金利を決めているらしいです。

  • 回答者:とくめい (質問から7時間後)
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