どちらも生活体験が有ります、
囲炉裏=戦時中、東京の小学生でして母の実家へ疎開しました、この家が囲炉裏でした、大なべで煮たオザンザ(ほうとう)旨かった事思い出します。
かまど=終戦後の貧乏暮らし時代、当時はガスも石油も無く、狭い家にかまどを置いて炊事しました、煙が大変だった事と山へ薪拾いに行かねば炊事も、その《オキ》(オキは薪を燃して出来た炭火)をコタツに入れて暖をとる事も出来ず、遊びたいのに薪拾いヤダナー・・・思い出します、《かまどを築く》と言いますが、本当に築き(?修理)ましたよ、ドウコウと言う銅で出来たお湯のタンクが炊飯釜を乗せる形に出来て居まして、それを囲うように粘土で築くのです、その築き物が壊れると修理が大変!今のように軽石ブロックが有れば楽ですが、それも無い時代壁土と石を使って築き上げました。
苦労した思い出の有る かまど に好みの一票を投じます。