すべてのカテゴリ » 知識・教養・学問 » 知識・学問 » 政治・法律・行政

質問

終了

自己破産制度の運用に関する疑問です。
私はある病院の事務職ですが医療費滞納者への督促もやっています。
ある滞納者に督促したところ「支払う必要は無い。自己破産した」
という威厳高な返答に驚き、何とか聞き出した弁護士と連絡をとりましたが
免責対象の債権として医療費の未納分も含んだことに
何の疑問も持たないように話をして感じました。
私は、不当な貸付や取立てから債務者を守り生活再建を
図るのが自己破産制度の趣旨だと思っていたので
正当な医療行為に対する代金まで免責してしまうのは
制度の趣旨にも、正答に医療費を払うほかの人にも、
背信行為であると思っています(①)。
これでは債務をたくさん作れば日用品の品物も公共料金も
みな免責できそうです。
生活困窮への援助は生活保護や福祉制度などで対応すべきであり
破産制度の利用によるべきではないと思います(②)。
これでは病院も患者の懐を常に疑わなければなりません。
①②を中心に、皆様の見解や感想等を伺いたいのでよろしくお願いします。

  • 質問者:踏み倒しでは
  • 質問日時:2008-06-29 13:32:04
  • 0

そうですね、全くあなたの仰る通りだと私も思います。

 若い内に散々遊び呆けて、いざ歳を取り働けなくなり、蓄えもなく生活に困窮し「生活保護」の申請をする。これってどこか変ではないでしょうか?
 
 健常者が若いうちから人生の設計もなく、イソップの「蟻とキリギリス」の寓話よろしく生活できなくなったら「生活保護」申請・・なんて、もってのほかだと思います。
 「自己破産」だって同じこと、悪徳業者から消費者を保護する本来の目的ならいざ知らず、無計画に借りまくり挙句の果てに「自己破産」。勝手が良すぎますね。
 そんなことがまかり通るなら、誰も人生設計などしないし、社会生活においてもやりたい放題の様相を示すようになると思われます。
 健常者でない方を助け合うのは人として当り前ですが、自分勝手な「自己破産」には、法的にもっと厳しくすべきであり、実刑判決と同時に刑務所で服役し、労働を持って返済弁償する法律が必要に思います。
 余談ですが、まともに働いて年金保険料を納めた人より、生活保護を受けている人のほうが多く受給される・・こんな矛盾が実社会で現実に起こっています。
 政府ももっと現実を見直し、真面目な庶民が暮らし易い社会の実現に努力すべきだと思います。

  • 回答者:Chap (質問から25分後)
  • 6
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速の回答ありがとうございます。
私もChapさまのご意見と同じ立場です。
法や制度をどう使うか、使う側の姿勢が
どうもおかしくなっていると思わずにいられません。
正直者が馬鹿を見る、まさに具体例だと思います。

並び替え:

私は福祉関係の仕事をしていますが、利用者の中には「自己破産すればいい」とか「生活保護を受けるために自己破産にする」という方々が儘います。
ところが、どっこい「自己破産」するための資金や生活保護を受けるための限度を知らない方々がほとんどです。

自己破産する時点で、「どこどこにいくら、あそこにいくら」と出さなければならないので自己破産手続きの中に医療費を入れたものだと思いますが、自己破産になる前に弁護士さんから「おたくはいくらいくら金額がありますが、本人が自己破産するので了解してください。」と連絡が入るはずです。
「文句があるなら、いついつまでに(日にち指定)裁判所に来い」と通知があり、「医療費だけは勘弁して」といえば裁判所が弁護士さんと本人とで決めるのだそうです。

あくまで、弁護士さんから第三者的に聞いた話と利用者の方から「失敗談」で聞いた話ですが・・・・

  • 回答者:もも (質問から4日後)
  • 2
この回答の満足度
  
参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

私の質問の場合は顧問弁護士の指導の下
当事者の裁量に委ねる他無いことは判っていました。
手続きは漏れなく行いましたが、結果は免責されました。
影響を受ける関係者への審理もおざなりで
裁判所も機械的に進める様子が伺えました。
手続きとしてはそれで良いのかも知れませんが
やはり悪質な踏み倒しへの加担ではないでしょうか。
もも 様が福祉のどの辺りで関わっておられるか存じませんが
生活保護など、経済的な要素が多い分野であれば尚のこと、
ズルイ奴が得をする現実への違和感を感じませんか?

「自己破産」は言葉こそ知っていても、制度そのものは漠然としていてよく分かっていない一般人です・・・

ある自己破産した人は自己破産したから、ではなく「払うお金がない!」と言って入院費等も滞納していたようです。それでも、定期的に督促されるので、たとえ僅かづつでも支払っていれば、払う意思があると見なされて大丈夫だと言っていました。(これは自己破産する以前の話だったかもしれませんが)
慎ましい生活をするべきだ、とは言いませんが、お金がないと言いつつ、外食三昧の話や派手な食生活の様子に疑問を持ちます。

少し質問の内容から外れますが、最近は給食費も支払わない親もいるようで、理解に苦しみます。

  • 回答者:一般人 (質問から4時間後)
  • 1
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。
一般人様の文章に見られる現実は現場にいて良くわかります。
医師は診療を拒むことはできません。必要な人には、他のことは置いても
まずは診療に全力を挙げます。
その足元を見て、その正当な対価としての医療費を払う努力をしない者まで
機械的に免責することは、払っている他の人の行為をも、踏みにじることになります。
払えるのに払わないような方に関する噂を、周りは往々にしてご存知です。
本当に困っているなら色々な援助方法があるのですが
本人の心証しだいで援助も同情も離れていきます。
世間の考えるような、後ろ指を指されない生活を
できなかった者が仮に債務を一旦消したとして、
果たして法の考えるような生活再建の効果が出るか…
私は出ないと思います。

あまりにも勝手でずるいですよね。
公に質問してもダメなんだから、こういうところで誰かに聞いてもらいたいとか みんなはどう考えているのかとか聞いてみたいのわかります。

私も常々から タダの怠け者での生活保護不正取得者や
勝手にお金を貯めなくて困ったら安易に自己破産してしまえ、という人間がだ嫌いです。

しかも、えらそうに「自己破産だ、はらわなくていい」ですって?
私ならその場でキレてますよ。
みんな、決して楽して稼ぎ支払うわけでもなく節約とか我慢してるのに・・・・
その方面には知識が無く、無駄に書いたものになってしましたが、申し訳ありません。
ひとこと、見解だけでも、と 思うこと言うのに参加したくなり書き込ませていただきました。

  • 回答者:リサ (質問から4時間後)
  • 2
この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

回答ありがとうございます。
リサ様のご回答のような率直なお声は
半端な知識や机上の空論より、大いに役に立ちます。
プライバシーの保護が大前提なので個別の事情を
お話できないのですが、同情の余地があまり無い事例なのです。
担当弁護士は、そこを知っていながら杓子定規の運用でした。
自分の立場はそれでよいかも知れませんが
まじめなものが馬鹿を見る世の中に
結果的に手を貸す運用に、疑問を持ちます。

関連する質問・相談

Sooda!からのお知らせ

一覧を見る