知事にとって古賀氏の出馬要請は喉から手が出るほどのものだったでしょう。
一日千秋の思いで待っていたからほいほいしっぽを振ったのです。
要求にしても自信過剰の発露だったと思われます。
ところが自民党内から異論がでたので「本気だ」と言って反応を見たわけです。
ここは一つの賭けだったでしょう。
しかし知事とは階段の一段という感覚なのが県民にばれてしまったのでトーンダウン。
単に県民を欺いただけというのがばれてしまったのです。
「自分が出れば自民党は負けない」なんて、もうなんとかして自民党から出たいという一心でしょう。
総裁候補とか地方分権とかいう言葉はあくまでもとってつけのお飾りで、本心は陣傘議員であってもいいから代議士になりたいということです。
すでに政治家の器ではありません。
一日も早く知事を辞めるべきです。
ただ「たけしのTVタックル」のなかでは、たけしは自分が唆したような発言をしていました。
たとえそうだとしても、言われるがままに行動した上に、「見捨てないでー」と自民党に懇願した知事は最低ですね。
言葉は強気であっても腹の中では手をすり合わせていたはずです。