サツキとツツジの見分け方を教えてください。また、よく見かけるのはどちらですか。|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

ツツジは開花は4月頃、サツキは6月頃ですから、今時分でしたら、ツツジである可能性は高いです。
よく、そこらへんに植えられているもので、つつじと皐月の見分け方は・・・
ツツジの花色は、白、ピンク、紅紫色が多く、よく見かけるのは、オオムラサキといわれるもので、花の中心に斑点が目立ちます。これは一般的にはツツジとされています。
サツキはオオムラサキよりは小ぶりな花で、紅赤色が多いです。花に中心に斑点がありますが、あまり目立ちません。
ちなみにサツキとツツジの開花が同時期に見られることはまずありません。

一般的には、サツキはツツジより花や葉が小ぶりで、開花が遅く、また、ツツジは新芽が伸びる前に開花し、サツキは新芽が伸びる頃に開花します。

学術的にはともに、ツツジ科ツツジ属に分類され、この中にはシャクナゲも含まれています。
厳密には、「ツツジ」「シャクナゲ」という植物はありません。
「シャクナゲは常緑、ツツジは落葉、サツキはツツジの中でも開花が遅いもの」程度の解釈で、はっきりした区別はなく、よく話題に上る「クジラとイルカの違い(大きさの違いだけ)」に似ています。

厳密にはサツキは、「サツキ(サツキツツジ)」と「マルバサツキ」を主な親として、他の種も関わっている、いわゆる雑種群です。
また、ツツジ属には他にも、「西洋シャクナゲ」や「アザレア」「平戸ツツジ(よく見かけるツツジ)」「久留米ツツジ(花がやや小ぶりなツツジ)」など、さまざまな品種群もあります。

また、「ミツバツツジ」「エゾムラサキツツジ」「ヤマツツジ」など、種として分類されているツツジたちもいますが、学術的にはこれらはいわゆるツツジ(オオムラサキ)とは違う種です。

ちなみに、花屋で見かけるキクにも、「小菊」「大菊(中菊)」「スプレー菊」などがありますが、こちらも、学術的な分類はなく、慣例的な分類でしかありません。
ですから、あまり深く考えないで下さいね。

回答者：ぶんた (質問から16時間後)
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