これって、かつて、家の制度が厳格だった時代の名残だと思います。
特に武家の本妻に子供ができないときや、本妻の子供が暗殺されて
直系が途絶えてしまう危険性も含め、家の存続をかけて、
よその女に子供を産ませておくことは当然必要なことだったりしたわけで、
当時の(武家)社会の風潮というか価値観として、
男の浮気に対しては、寛容(直系男子の確保のため、時に推奨されもした。)
女の浮気に対しては、厳格(生まれた子供の血統が曖昧になるので許せない。)
という時代があったわけで、
そのころの、「男は家のためによそに女を作っておくことは必要」だったというはなしが、「浮気は男の甲斐性」とか「男は必ず浮気する」という言葉に歪んで今に伝わっているのだと思います。
だから、そういう、かつての武家のような、家の格式とか長男次男や本家分家の序列を重んじるような家に育った人は、本気でそう信じてそう行動すればいいだけなのだろうし、
そういう武家社会の価値観とは無縁な家風の家(だって、武家がはばをきかせていた江戸時代ですら、人数としては圧倒的に多かった一般庶民は、今のわれわれととほとんど変わらぬ状況だったわけで)に育った人は、そんな台詞はただの男のむなしい虚勢と扱えばいいじゃないのかなぁという感じだと思うのです。
というわけで、問題は、自分がどう思うかであって、他の人がどう行動しているかを気にしたところで意味はないと思います。
- 回答者:迷信というより誤解だと思う (質問から5時間後)
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