変わっていると思われるでしょうが、1品目だけは、期限切れでも良いと思っているくらいのものがあります。ただし、期限切れは売られていないので買えませんが・・・
それは、納豆です。
納豆菌が大豆表面で白いコロニーをつくって来るくらいまで待って食べる納豆は、ふつうの納豆とは全く違ったコクをもっています。
これは、納豆菌がmaxまで大豆内部で繁殖して大豆のタンパク質をトコトン分解したため、アミノ酸の味が極限まで絞り出されているためです。
そもそも納豆は戦場の保存食で、カリカリに乾いても食べられるものだというのはご存じの通りですが、その乾く前の状態が先ほど書いた状態なのです。
つまり、究極の納豆の到達点だといえます。
ただし、この時期まで行くと、アミノ酸の分解も進んでいてわずかにアンモニア臭まで発生しますから、害はないとはいえとても一般の売り物にはならないのです。異臭がするといって問題になりますから。(笑)
ということで、私はたとえ期限内に買った納豆でも、通常は期限を1週間以上越してから食べることがふつうです。茶色が濃くなってシワだらけになり、表面に小さな白いつぶつぶ(コロニー)ができた納豆は、逸品ですよ。
- 回答者:究極納豆のとりこ (質問から37分後)
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