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花粉症シーズン前に注射(体質改善?)をうつと治るor緩和されると聞いたことがありますが、どうなんでしょうか?経験者の方も含めアドバイスお願いします。

  • 質問者:花粉症注射
  • 質問日時:2009-03-22 12:18:50
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確かに緩和されますが、
私の場合は打って2日間は体調が普段と違いおかしかったです。
ワインを飲んだらグラス半分で頭痛と吐き気に襲われました。
なので体質もあるのでよく相談してやってくださいね。

  • 回答者:匿名希望 (質問から8時間後)
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かなりのクリニックでそのような注射を行っているのが事実です。
花粉症対策で注射を用いる方法は、2種類あります。
第一が、体質改善に相当する「減感作療法」と呼ばれる手法です。
これは、その患者さんがどんなアレルギー物質(花粉の種類、卵の成分、牛乳の成分など)に反応しているのかをあらかじめパッチテストなどで調べた上で、そのアレルゲンをごく少量ずつ長期にわたって、経過を見ながら注射するという方法で、身体をアレルゲンに慣らしてしまうという理論によって行われるものです。
したがって、医師が観察を続けながら対応していく、安心できる方法です。

もう一つが、一発で一シーズン大丈夫、と称している注射治療で、多分おっしゃっているのはこちらでしょう。
これは、強力な副腎ステロイドホルモン投与の方法で、ケナコルトA、デポメドロールのいずれかを注射する「一発アレルギー対応注射」で知られています。ご存じのアレルギー対策内服薬等で用いられるステロイド薬の強力タイプで、しかもそれを注射で投与するため、一気に効果が現れ、ひとによっては2ヶ月ほど効果が持続するため、確かに一シーズンしのげてしまう場合もあります。ただ、効果はひとによってマチマチで、2週間ほどで効果が切れてしまうというケースもあるようで、追加注射をしているという場合も耳にします。
いずれにしても、持続型ステロイドホルモンの大量投与であるということから、アレルギー学会では避けることを訴えていますし、副作用として糖尿病の引き金になるという情報もあるほか、ステロイドホルモン剤に対する耐性(効かなくなること)が出ますので、お勧めできる治療法ではないと思います。

 たしかに、症状をどうにかして欲しいという期待が大きいので、それに対応するものとして実施されているのですが、上記の第2法は、将来にわたってのマイナス作用をもたらす可能性が大きいということを考えるべきだと思います。

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