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ウエディングケーキは最近は色々な形があるようですが、実は基本形があるそうです。
その基本形とはどんな形なのでしょうか?

  • 質問者:匿名希望
  • 質問日時:2009-03-15 18:40:50
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シュガークラフト技能検定1級の問題よりウエディングケーキの基本型:

<ウェディングケーキの基本型>
3段ケーキが基本です。
下段:26cm(約80人分)→結婚披露宴の列席者に切り分けられます。
中段:20cm(約45人分)→出席できなかった人や近親者や友人に送ります。一部は、披露宴で分ける事もあります。
上段:15cm(約25人分)→子供の誕生や結婚一周年記念まで保存することもあります。

ウェディングケーキの発祥と思われるには、紀元前のローマに遡ります。その時代には、花嫁に向かって小麦を投げる事が習慣としてありました。しかし、その後には投げた小麦を食べる事が出来るようにケーキに変わり、そのケーキを投げたりした事があったそうです。
 その習慣はイギリスまでも伝わり、中世に入ってからは、時代の風習に合わないと言う事で、又、小麦や米を投げるようになり、ケーキは姿を消して行きました。それから17世紀頃になり、今度はビスケットやスコーンに変わって行きましたが、これが現在あるウェディングケーキの基礎になって行きます。これは、結婚式の招待客が、持ち寄ってきた物を、1ヵ所に山の様に高く積み上げて、この山が高ければ高い程に二人の生活が豊かになると言われていました。また、この高く積み上げた山が崩れないように、糖衣をかけて固めるようになり、これがシュガーデコレーションケーキの基礎になっています。ビスケットやスコーンの部分は、次第に日持ちのするフルーツケーキに変わりました。
丸型のケーキを幾段にも積み上げていくケーキを最初に思いついたのは18世紀、イギリスの菓子職人ウィリアム リッチです。ヒントとなったのはロンドンにある、2000年もの歴史を持つセント ブライト協会でした。ウェディングケーキを有名にしたのはヴィクトリア女王とアルバート公のために作られたもので、別名ビィクトリアンケーキとも呼ばれるようになりました。
 これ以後ウェディングケーキは結婚式に欠かせない物となってきております。また一方では、趣味としての工芸菓子(ピエスモンテ)作りが流行していきました。フランスの結婚式ではシュークリームを飴で積み上げるクロカンブッシュが飾られ、当日の出席者に振る舞われています。

  • 回答者:あまーい (質問から48分後)
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この回答の満足度
  
とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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