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質問

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日本の詩について質問です。

日本における詩のはじまりを『新体詩抄』であるとしたとき、
近現代を通じて「必読だ」「読むべきだ」とあなたが考える詩集を挙げてください。

たとえば、漱石『猫』、鴎外『舞姫』といったレベルの話で捉えていただければと思います。

冊数は問いませんが、一人の作家につき一冊の詩集まででお願いします。

『新体詩抄』から、こないだ中也賞を受賞した『さすわ さされるわ そらええわ』まで、
幅広い視野をお持ちの方のお答えをお待ちしております。

よろしくお願いします。

  • 質問者:21122
  • 質問日時:2009-02-23 20:48:34
  • 0

北村透谷の「楚囚の詩」。
近代における文学はなにかというテーマについて
格闘した中で生まれた詩であるから。

石垣りん
『私の前にある鍋とお釜と燃える火と 』 『表札など』
大変たくさんの評価を受けた女性詩人です。
個人的に大変好きな詩人です。
2004年までご存命でした。
特に、後者に所収の「崖」は ぜひ一度読んでほしいです。

峠三吉
「にんげんをかえせ」

栗原貞子
「生ましめんかな」

詩が、人間本来の叫び、望み、希望を表現する手段として
すぐれているものだということを
証明するような作品だと思います。

===補足===
ごめんなさい、石垣りんを2冊あげてしまいました。
やはり 『表札など』をお薦めします。

  • 回答者:べロニック (質問から11時間後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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透谷かー。教養として透谷を抑えるってかなりハードルが高そうですね。「小説神髄」必読、みたいな感じでしょうか。

石垣りんはわたしも好きな詩人です。「シジミ」が好きでしたね。

後半2つにつきましてノーコメントで失礼します。

ありがとうございます。

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高村光太郎 「道程」

谷川俊太郎 「まざーぐーす」 (訳詩ですが・・・)

すごくポピュラーな人選ですみません。

  • 回答者:しー (質問から3時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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光太郎「道程」と「レモン哀歌」と迷うんですね。「道程」は詩集に一貫するものがなく、その変化を読むものだと思ってしまいます。

谷川は「二十億光年の孤独」を推したい。訳詩集もいいですが、やはり作家が一度消化した言葉を「読むべき」としたなかではあげていただきたかったです。

ありがとうございます。

佐藤春夫
じゅんじょうししゅう
佐藤春夫は日本最高の詩人であるといわれています。
だれにいわれているかというと、わたしで、今いいました。

  • 回答者:vvv (質問から2時間後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

佐藤春夫が日本最高の詩人とは思いませんが、「殉情詩集」はいい詩集だと思います。谷崎との嫁譲渡のくだりを知っているとより楽しめるでしょうし。

ありがとうございます。

宮沢賢治 『春と修羅』
山之口獏「山之口獏詩集」
吉本隆明『転位のための十篇』

  • 回答者:相談する詩人の会 (質問から47分後)
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参考になりました。回答ありがとうございました。
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賢治もそうですが、山之口が小説における漱石・鴎外のようなメインストリームの作家かというと少し違うような気もするのです。どちらも好きな作家ではあるんですけれどね。

吉本は、詩人より評論家・思想家としての仕事のほうを見てしまいます。

ありがとうございます。

島崎藤村の詩ですね。
若菜集は読むべきだと思います。

初恋はとくに好きです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から6分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。
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わたしも「初恋」好きですね。
ありがとうございます。

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