ここでは、ブッシュという意見が多いけど、私は違う。
アメリカが金融重視に梶を切ったのは、ブッシュ以前であり、民主党・クリントン政権下でも、すでに金融が幅を利かせていたでしょう。
悪いのは、M&Aで多くの企業を陥れてきた金融資本家たちでしょう。投資銀行とか、証券会社とか、大金融機関でしょう。
いや、さらに悪質な奴がいる。格付け会社です。彼らは、倒産したリーマンの社債などに高い格付けをしていた。いうなれば、紙くずを紙幣だと宣伝していたようなものです。騙されて受取るほうが悪いといわれればそれまででしょうが、紙くずを紙幣と宣伝するほうも確かに悪いでしょう。
金融資本家と、提灯持ちの格付け会社こそ戦犯です。しかも、これら企業の役員は、会社を潰し、従業員を解雇し、世界中を貶めたくせに、自分たちは多額の退職金や役員報酬を受取っている。